日本初開催となる本大会は、著名建築家や技術者、研究者、学生など多くの参加者が、3年に一度世界中から集まる世界最大級の建築イベントで、建築のオリンピックとも呼ばれています。
9月25日(日)六本木ヒルズ東京シティビューで開催されたウェルカムイベントを皮切りに、26日(月)には天皇皇后両陛下のご臨席のもと、盛大に開会式が行われました。同26日(月)夜には日本を代表する建築家、安藤忠雄氏による公開プログラム「若者に語る/建築とは何か」が開催され、一般の参加者を含む5,000人以上の方が集まり盛況に終わりました。
東京が開催地に選ばれたのはなんと6年前。長い準備期間を経て、いよいよ半年前となる2011年3月11日に東日本大震災が発生。討議を重ねた結果、「Design 2050 – 災害を克服し、一丸となって、新しい未来へ」をテーマに、開催の運びとなりました。世界各地から多くの参加者をお迎えし、全世界が抱えるさまざまな災害や苦難の克服に向けて、建築家は何をすべきかを討議する意義深い大会となりました。
公式プログラムは本日で終了しますが、10月中旬までは丸の内周辺で一般の方も楽しめる関連イベントが行われます。どうぞ足をお運びください。
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安藤忠雄氏の公開プログラムでは多くの方にご参加いただき、会場は満員となりました
東京国際フォーラムのガラスの壁面を飾る装飾は、一般の方々の注目を集めました