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サステナビリティ

コングレのSDGs

コミュニケーションの創造によってSDGsへ貢献

SDGsとは、Sustainable Development Goals;持続可能な開発目標の略で、17の目標と169のターゲットからなります。国連加盟193か国が2016年から2030年までの15年間で達成する行動計画で、2015年9月、国連持続可能な開発サミットで採択されました。

コングレは事業として、「MICE」と総称されるコミュニケーションの創造に携わっています。
社会課題解決のための国際会議の運営、医学会をはじめとする学術・研究の発表や関連産業の振興。そして、そのために欠かせない人々の交流を促進します。
それらを通して、社会課題の解決に寄与し、SDGsの掲げる「誰一人として取り残さない」社会の実現に貢献していきます。

2021年8月30日、株式会社コングレのSDGsページが、外務省のウェブサイト「JAPAN SDGs Action Platform」のSDGs取り組み企業一覧に掲載されました。

社会課題解決に向けた国際会議など
対話の場をサポート
―MICE開催でのSDGsの取り組み―

コングレはコアビジネスとして、国際会議、学術集会、ビジネスミーティングなど、コンベンションの運営をしています。
コンベンションをはじめMICEの開催によって、多くの人やモノが動き、資源が消費されるため、環境へのインパクトは大きなものがあります。しかし、学術やビジネス、国際交流を促進することで、関連産業の振興、イノベーションやパートナーシップの創出にもつながります。
コングレがつくりだす交流の「場」では、環境に配慮した調達や情報通信技術を活用した省資源策など、サステナブルMICEにつながる取り組みを実施しています。
コングレはサステナブルなコミュニケーションの「場」の創造を通して、開催地域の振興、地方創生、国や都市のブランド力向上に寄与し、社会課題解決に貢献していきます。

「G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と
地球環境に関する関係閣僚会合」

2019年に軽井沢で開催されたこの会合では、脱ペットボトルのためのタンブラー配付、木製のストローの利用、土に還る生分解性素材を使用したIDケース、デスクボードへの長野県の間伐材の活用、水素自動車の使用など、さまざまな環境配慮の取り組みを行いました。
また、エネルギーの地産地消にもこだわり、会議場および展示エリア全体に長野県産のCO²フリー電力を供給しました。エネルギー・環境分野に関心の高い企業にご協力いただき、自走式デジタルサイネージによる各種案内、使用済みコピー用紙の再生活用の実演、最新の技術展示を行うなど、日本の高い技術と取り組みを披露しました。
その結果、会議参加者のみならず、市民や観光客の方々にも、広くエネルギーと環境保護について考えていただける機会となりました。

G20 財務大臣・中央銀行総裁会議

G20 財務大臣・中央銀行総裁会議は、国際金融システムにおいて、重要な国々が国際経済の課題について議論し、世界経済の安定的かつ持続可能な成長に向けて協力することを目的としたフォーラムで、1999年から毎年開催されています。
2019年に福岡市で開催されたこの会合では、脱プラスチックなどの環境配慮の取り組みをはじめ、地産地消の食材・生花装飾・伝統工芸品の調達などを実施しました。また、地元の小学生を招いた子ども会場見学会や、高校生による「誰もが取り残されない社会の実現」の提言など、様々な市民向けプログラムが同時に開催されました。
地元の皆さまの準備段階からの参画とご協力のもと、MICE開催を通した地域社会の振興、国際的な人材育成などを促進する機会となりました。

スポーツビジネスジャパン2019
together with スタジアム&アリーナ2019

コングレはスポーツビジネスに特化した専門展示会&コンファレンス「スポーツビジネスジャパン」を主催しています。2019年11月19、20日に開催した同会では、”スポーツの力でSDGsを加速させよう”を合言葉に、環境に配慮した運営、調達などを行ったほか、「スポーツ×SDGs」をテーマとした各種企画を実施しました。
「スポーツ×SDGs」スペシャルコンファレンスでは、スポーツの持つ力を社会問題の解決に活かし、持続可能な社会の実現を目指すヒントを提案。展示会場の出展者ブースには、各出展者の取り組みをSDGsのアイコンで掲示しました。また、会場内に無料給水スポットを設置し、マイボトルの持参を推奨。マイクロプラスチック問題の解決に向けて、ペットボトルごみの削減を目指すなど、イベント参加を通じて、参加者と出展者がSDGsに取り組むきっかけを提供しました。

持続可能なまちづくりを施設運営でサポート
―MICE施設、文化施設、観光施設での
SDGsの取り組み―

コングレはMICE施設、文化施設、観光施設を合わせて、全国約90か所の施設運営に携わっています。
各施設での環境保護の取り組みをはじめ、コンサート、講演会、地域イベントなどの開催を通して、地域の賑わい創出や地方創生などに取り組んでいます。コングレはそれぞれの地域の一員として、まちづくりの核となる施設の管理・運営に参画し、持続可能なまちの魅力、ブランドの向上や人材育成に寄与しています。

ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター

「ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター」は、JR大阪駅北口うめきた地区の再開発によって、まちづくりの中核となった「グランフロント大阪」にあります。地方創生や、イノベーションの創造、女性の活躍などに関連するイベントに積極的に協力・参画しています。
同施設で開催した「HackOsaka」は、大阪市が中心となって、「起業家を生み、育て、成功者にし、成功者が次の成功者を生む」をコンセプトに、若手スタートアップを支援するもので、30か国以上から700名以上が参加するグローバルな会議です。コングレはプラチナスポンサーとして開催支援のほか、地域連携や地方創生、スタートアップ関係者が集まる場を支援しました。
また、現代社会を生きるすべての女性に「夢をもち、輝いた人生を送るためのヒント」をご紹介するイベント「ウーマングランフェスタ」を同施設で開催。実行委員会の一員として、小さいお子さまのいる女性に向けてキッズルームを設けたり、科学館と連携して親子で参加できる教室を設けたり、すべての女性が参加しやすい取り組みを実施しました。

名古屋国際会議場

コングレが指定管理者を務める名古屋国際会議場は、名古屋市の優良エコ事業所認定を受けており、環境保全活動が高く評価されています。
また、COP10をはじめ環境をテーマとした国際会議の会場として、行政関係者や市民団体、学生を対象とした環境シンポジウムを開催。大学生を対象としたMICE人材育成セミナーや、MICE開催の経済波及効果測定(名古屋学院大学経済学部との共同研究)など、産学連携、人材育成に努めています。名古屋工業大学と連携して館内サインをリニューアルし、ユニバーサル対応のピクトサインを採用してデザイン性を高めながら、施設を安全かつわかりやすく利用できるように改修しました。
地域の交流拠点としての持続可能な施設づくりを通して、地域コミュニティに貢献しています。

科学館

コングレは全国6か所(千葉市、板橋区、横浜市、新潟県、山梨県、神戸市)の科学館を指定管理者として、管理運営しています。
科学館では、子どもたちに学びの場を提供するとともに、遊びや体験、交流を通して、科学への興味を育む取り組みを実施しています。また、ワークショップや企画イベントを通して、地球環境の保全や人権・平等など、SDGsを身近に感じられるような機会を提供しています。
例えば、横浜こども科学館(はまぎん こども宇宙科学館)で開催した「ブイアートプロジェクト」では、漂着したプラスチックブイを起点に、海ゴミ問題や海洋汚染の現状を学ぶ機会を提供。子どもたちの独創的なペイントで、漂着ブイもアート作品に生まれ変わりました。
神戸市立青少年科学館(バンドー神戸青少年科学館)では、”水素スマートシティ神戸構想”の一環として、持続可能なエネルギーの在り方を考える「究極のエコカーFCV試乗体験会と水素教室」を開催しました。また、ビオトープ整備企画は、生物多様性を学ぶ機会にもなっています。
コングレは科学館ならではの学びのきっかけとともに、共に考え、次の行動につながるサポートを提供しながら、持続可能な社会の実現を目指しています。

いきいきとした社員の集合体
―多様で柔軟な働き方でのSDGsの取り組み―

コングレは「いきいきとした社員の集合体」を基本理念の一つとして掲げています。
社員一人一人が活き活きと輝くために、コングレは設立以来、性別、年齢、職歴、国籍などの属性にとらわれることなく、誰もが活躍できる企業風土の実現を目指してきました。育児・介護など、ライフステージの移行に伴い、多様で柔軟な働き方が選択できるよう、様々な制度を整備しています。
会社と社員が共に成長し続けられる、持続可能な職場環境づくりを目指しています。

育児や介護と仕事を両立できる職場環境の整備

コングレは子育てサポート認定企業「くるみん」を取得しています。性別を問わず、仕事と子育てを両立しながら安心して働ける職場環境を整備しています。フレキシブルな勤務体系やテレワークの選択などを通して、誰もが安心して活躍できる職場環境を目指します。

障がいをお持ちの方の雇用促進

コングレは出社が困難な障がいをお持ちの方について、在宅型テレワークでの雇用を推進しています。障がい者の法定雇用率を達成しつつ、仕事の切り出しによる業務効率化、就労機会創出に取り組んでいます。

ワークライフバランスの実現

コングレは生産性向上の各種取り組みを実施し、残業時間の削減に取り組んでいます。すべての従業員が健康を維持して、十分に能力を発揮することができるよう、女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画に削減数値を定め、推進しています。

ステークホルダーの皆さまとの
より良いパートナーシップ構築
―ガバナンスでのSDGsの取り組み―

コングレは法令、社会規範およびその精神を遵守し、より高い倫理観を持って業務に取り組んでいます。関連する様々な認証を取得し、e-ラーニングの実施などにより、従業員への浸透を図っています。
公正な事業慣行は、企業が最低限果たすべき社会的責任であると認識し、コンプライアンスを徹底するとともに、積極的な対話により、ステークホルダーの皆さまとのより良いパートナーシップを構築し、社会課題解決に貢献していきます。

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ISO14001の適用事業所:
東京本社、大阪本社、中部支社、九州支社、北海道支社、東北支社

ISO20121の適用事業所:
東京本社、大阪本社、中部支社、九州支社、北海道支社、東北支社、ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター、コングレスクエア日本橋、コングレスクエア羽田

SDGsは私たち一人ひとりが、様々なレベルで取り組むことができる世界共通の目標です。
コングレは「よい仕事をする」「地域・社会に貢献する」「いきいきとした社員の集合体」の3つを基本理念として掲げています。
これまで、事業を通じた社会課題の解決を目指し、活動してきました。今後も、基本理念とSDGsの理念を融合させ、持続可能な社会の実現に貢献していきます。