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ポートメッセなごや開業50周年記念講演会・交流会を開催しました
施設運営
2023.12.11

ポートメッセなごや開業50周年記念講演会・交流会を開催しました

2023年11月29日(水)、株式会社コングレが公益財団法人名古屋観光コンベンションビューローとともに指定管理者として管理運営を担当する「名古屋市国際展示場(愛称:ポートメッセなごや)」で開業50周年記念講演会・交流会を開催しました。
50周年の節目である本イベントに、指定管理者として携わることができ、たいへん光栄に思います。当日は、展示会主催者やMICE関連団体など多くの関係者にご参加いただき大盛況のうちに終了しました。

コンベンションホールBでの記念講演会は、ポートメッセなごやの愛屋 博司館長の主催者挨拶で幕を開けました。

続いて、講演会の第1部では「MICEで開け!名古屋の未来」と題して名古屋学院大学現代社会学部 江口 忍教授・キャリアセンター長の基調講演がありました。
リニア新幹線の開業で名古屋は発展できるのか?という問いから、都市が発展するための2つの方向性「住む人を増やす」と「来る人を増やす」を提示。「来る人を増やす」ために、名古屋にとっては、観光魅力の向上よりも、MICEを戦略の根幹に位置付けることの重要性とそのためのポイントをいくつか示しました。参加者の皆さんも真剣に耳を傾け、それぞれの立場でどのようにやっていくかを考えている様子でした。

第2部のパネルディスカッションでは、「イベントで名古屋を『行ってみたいまち』にする」をテーマに、江口 忍教授がファシリテーター、株式会社ツーリズムデザイナーズ 代表取締役 田尾 大介氏、オン・タイム有限会社 代表取締役社長 永井 久美子氏、中日新聞社取締役事業担当兼事業局長 尾久 充弘氏の3名がパネリストとして登壇しました。
パネリストの皆さんがそれぞれの立場で、現在名古屋でどのような取り組みをしているかを紹介。町おこし・観光プロデューサーである田尾氏は、現在携わっている円頓寺商店街での取り組みを中心に話し、名古屋がどんな理由でも楽しめるまちだと語りました。次に、イベントプランナーの永井氏は、医・食・住をテーマに名古屋の特徴を活かし実施している様々なイベントを紹介。そして尾久氏は、メディアである中日新聞社が、名古屋ウィメンズマラソンなどの独自イベントをなぜ行うようになったのかを話しました。
いかにして名古屋を『行ってみたいまち』にするか、具体的に何をしていけばいいか、様々な意見が出され、東京や大阪と比較して「“Better”な部分を探すのではなく、“Different”なものをやっていこう」と登壇者が会場に呼びかけ大いに盛り上がりました。

記念講演会終了後は、コンベンションホールAに場所を移動して、第2部の交流会を開催。
コングレの代表取締役社長 武内 紀子と名古屋市 松雄 俊憲副市長から挨拶があり、50周年を記念して制作した動画を上映後、一般社団法人日本展示会協会の浜田 憲尚相談役から乾杯のご挨拶がありました。

また、ポートメッセなごやが旧第一展示館だけの時代からご利用いただいている7社に向けた感謝状の贈呈を行い、共に50年を振り返る一幕がありました。
そしてポートメッセなごやの今後の取り組みについて説明があり、最後に公益財団法人名古屋観光コンベンションビューロー(NCVB)の飯田 貢理事長の閉会の挨拶で交流会を締めくくりました。

コングレはこのポートメッセなごや開業50周年を機に、改めて地域の皆さま、利用者の皆さまと一緒に、本施設の次の50年の発展を目指して取り組んでまいります。
ご出席いただいた皆さま、誠にありがとうございました。