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Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)第7回年次総会の運営を担当しました
コンベンション
2020.10.22

Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)第7回年次総会の運営を担当しました

2020年9月28日から10月8日まで、株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社⻑︓武内 紀⼦)は、経済産業省、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)主催の「Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)第7回年次総会」の運営を担当しました。
今回は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、オンラインのバーチャルコンベンションとして開催しました。9月28日から10月2日は分科会、10月7日と8日は本会議を行い、国内が活動の拠点で来場可能な講演者は感染防止対策を施した会場から、海外の講演者はオンラインで出演していただきました。

ICEFは、安倍前総理の提唱に基づき、経済産業省とNEDOが主催して2014年から毎年開かれています。
同会議はエネルギー・環境技術版の「ダボス会議」として位置づけられており、エネルギー・環境分野のイノベーションによって気候変動問題の解決を図るため、世界の学会・産業界・政府関係者間の議論と協力を促進するための国際的なプラットフォームとなることを目的とした大規模な国際会議です。今年は80の国・地域から約1400名が参加しました。

コングレはこれまで、同会議の運営を7年連続継続して担当しています。
今回は新型コロナウイルスの影響によって参加者が集うことが難しい中で、例年と同じような会議を実施したいという主催者の意向を受け、コングレとして、来場可能な出演者の方には会場で講演していただくなど工夫を行い、リアルに近いバーチャルの場を演出しました。

そして、最後のプログラム「ビヨンド・ゼロの実現に向けて」では、出演者5名のうち、モデレーターの山地 憲治氏と、2019年にノーベル化学賞を受賞した吉野 彰氏は会場から、海外のフィオナ・レイノルズ氏、マンフレッド・フィシェディック氏、トム・ディレイ氏には、それぞれの地域からご出演いただきました。
配信画面では、実際に5名全員が会場に集ったような演出を施しています。

テーマの「ビヨンド・ゼロ」とは、「ゼロを超える」という意味ですが、2050年にCO2の排出量をゼロにし、現状と比べマイナスにしていくことを指します。このセッションでは、「ビヨンド・ゼロ」達成に向けて、現状と課題について議論されました。

LIVE配信会場には、専用の機材とスタッフを配置し、海外からのご出演や国内外への配信が滞りなく実施できるよう工夫し、運営しています。
また、配信会場では感染防止対策を施し、出演者や関係者など来場される方には、入場の際に、検温、手指の消毒にご協力いただきました。講演の際にも、ソーシャルディスタンスを取れるように配慮してステージを作成しています。

コングレは、withコロナの時代において、今後もオンラインでのバーチャルコンベンションやハイブリッドコンベンションなど、さまざまな形のMICEのカタチをご提案いたします。