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「経団連観光インターンシップ」で体験実習~「科学館の集客プランを考えよう!」&コンベンションの本番と施設見学
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2023.09.20

「経団連観光インターンシップ」で体験実習~「科学館の集客プランを考えよう!」&コンベンションの本番と施設見学

一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)は、「経団連観光インターンシップ」を実施しています。観光産業の担い手となる高度観光人材の確保・育成を目的に2011年度から行われており、今年度は立教大学、東京都立大学、東洋大学が参画。経団連観光委員会有志企業の協力のもと、講義と就業体験による実践的な教育機会が提供されています。
株式会社コングレでは、代表取締役社長の武内 紀子が、経団連観光委員会委員長として、21年度は経団連観光インターンシップ特別講義の講師を務めました。今年度は昨年度に続きインターンシップの受け入れ企業として、2023年9月7日~14日の間の5日間、体験実習を行いました。

今年度のインターンシップ受け入れ企業は全部で14社あり、コングレはその1社として、各大学それぞれ1人ずつ合計3人の学生に対し、コンベンションの現場体験、施設見学、役員や若手社員との懇談、東京本社オフィス見学、科学館集客プランの企画とプレゼンなどのプログラムを実施しました。

初日は、当社が運営を担当する展望施設にて、施設の見学と運営手法などについての講義を実施しました。
2日目は、10月に杉並区高円寺にオープンする当社直営の科学体験施設「IMAGINUS(イマジナス)」の視察を予定していましたが、台風のために急遽オンラインに変更。当社が指定管理者として管理運営を担当する6つの科学館(板橋・横浜・千葉・新潟・山梨・神戸)に関する講義と、科学館集客プランの企画の趣旨説明などを行いました。
3日目は、「はまぎんこども宇宙科学館」(横浜こども科学館)に行き、プラネタリムや科学館のコンテンツを体験し、科学館集客プランの検討に入りました。

4日目は、東京本社のオフィス見学ツアー、若手社員との懇談会を実施。年の近い新卒入社の社員が、これまでのキャリアや業務内容を説明し、学生から寄せられた「どのような就職活動をして、なぜコングレに決めたのか」「仕事の進め方のコツ」などの質問にざっくばらんに答え、和気あいあいとした雰囲気で語り合いました。

5日目は、パシフィコ横浜にて、当社が運営を担当する学会を視察。本番の様子や会議運営ディレクターの仕事ぶりに触れ、説明で聞いて想像するしかなかったコンベンションの雰囲気を肌で感じ、理解を深めている様子でした。

そして、体験実習の集大成として、施設見学や講義を踏まえ、一人ずつ科学館の集客プランを企画立案し、プレゼン大会を実施。それぞれの個性が光る企画や斬新な視点があり、実際に今すぐ企画として採用できそうな内容もありました。
施設運営を担当する社員は、学生の発表に対してそれぞれが質問と講評を行い、活発な意見交換で盛り上がりました。短い準備期間で企画を考え、堂々とアウトプットする学生たちに携わった社員は感心しきりです。

観光産業はコロナ禍によって大きな影響を受けましたが、その間に新しいチャレンジや取り組みが行われ、それを活かした新たなツーリズムの提案も随所で行われています。
また、MICE関連産業は、5月の歴史的なG7広島サミットの成功により、ますます重要性や注目度が上がっており、コロナ禍以前を超える成長が期待できます。

今回のインターンシップを通じて、学生の皆さんが観光産業やMICEビジネスに魅力を感じ、この業界に入ってみよう、関わってみたいと思うようになっていただければ幸いです。

各社で体験実習を終えた学生の皆さんは、9月の経団連プログラムに参加し、10月、11月に行われる「産学合同報告会」にて学習成果を発表する予定です。
コングレは経団連と連携し、今後も人材育成に取り組んでまいります。