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「経団連観光インターンシップ」で体験実習を実施
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2022.09.28

「経団連観光インターンシップ」で体験実習を実施

一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)は、「経団連観光インターンシップ」を実施しています。観光産業の担い手となる高度観光人材の確保・育成を目的に2011年度から行われており、今年度は立教大学、東京都立大学、東洋大学が参画。経団連観光委員会有志企業の協力のもと、講義と就業体験による実践的な教育機会が提供されています。
株式会社コングレは、代表取締役社長の武内 紀子が、経団連観光委員会委員長として、昨年度は経団連観光インターンシップ特別講義の講師を務めました。今年度は2022年9月3日~16日の間の5日間、インターンシップの受け入れ企業として、観光関連分野を学ぶ大学生4名に体験実習を行いました。

今回の受け入れ企業は全部で11社あり、5日間の体験実習では、観光・地域活性化に向けた企画立案と現場の双方の体験機会が提供されました。

コングレはその1社として、コンベンション運営の現場体験、展示会・イベント運営の現場体験、施設見学、社長との懇談、若手社員との懇談、施設集客プランの企画とプレゼンなどを行いました。

インターン初日は、当社が指定管理者として運営する「ウェスタ川越」(埼玉県川越市新宿町1-17-17)で実施。まずは施設見学です。大ホールの舞台に上がり、普段は味わえないアーティストになった気分を楽しみました。最新鋭の舞台機構・照明・音響設備を備え、オペラやクラシックコンサート、バレエ、演劇などが行われている約1,700席の大ホール。文化施設ならではの経験を提供できたことと思います。
その後、コングレが企画運営する川越市の事業「コンサートをつくってみよう!」を見学。社員からは地域イベント企画の立て方などの講義を受けました。

別の日には、東京本社にて社内見学ツアー、若手との懇談会、社長の武内 紀子との懇談会を実施。社長との懇談会は、一人一人の質問に答える形で進行し、緊張した面持ちの学生たちも、会が進むごとに笑顔も見られ、前のめりで質問したり、熱心にメモを取ったりする姿が印象的でした。

若手との懇談会は和気あいあいとした雰囲気の中で、年の近い新卒入社の社員たちが、どのような就職活動をしたのか、社会人になってから何が変わったのかなど、学生の質問に答えていきました。

体験実習の集大成として、これまでの施設見学や講義を踏まえて、それぞれが施設の集客プランを企画立案し、当社のMICE施設「コングレスクエア日本橋」にてプレゼン大会を実施。学生それぞれの個性が光る企画や斬新な視点があり、実際に今すぐ企画として採用できそうな内容もありました。
施設運営や企画を担当する社員は、学生の発表に対してそれぞれが講評を行い、質疑応答は活発な意見交換で盛り上がりました。将来有望な学生たちと触れ合い、社員にとっても自分たちの仕事を改めて見直すよい機会になったと思います。

観光産業はコロナ禍によって大きな影響を受けています。新しいチャレンジや取り組みが行われ、回復の兆しは見えていますが、依然として厳しい事業環境が続く中で、経団連観光インターンシップに参加した学生の皆さん、送り出してくださった大学の先生方に感謝いたします。
今回のインターンシップを通じて、学生の皆さんが観光産業やMICEビジネスに魅力を感じ、この業界に入ってみよう、関わってみたいと思うようになっていただければ幸いです。

各社で体験実習を終えた学生の皆さんは、10月、11月に経団連で行われる「産学合同報告会」にて、学習成果を発表する予定です。
コングレは経団連と連携し、今後も人材育成に取り組んでまいります。