「コングレスクエア日本橋」10周年の感謝を込めて多様な交流と創発の場を展開

株式会社コングレは、『未来が生まれる、「場」をつくる。』を掲げ、MICE をトータルプロデュースする会社です。
コンベンション事業では、G7広島サミットをはじめとする国際会議、日本医学会総会をはじめとする医学系学会の学術集会の企画・運営。施設運営事業では、MICE施設(直営のカンファレンスホール、指定管理者として国際会議場・展示場)と文化施設・観光施設(劇場、科学館、水族館、展望台など)を合わせ全国約90の施設を運営。施設を通じてまちづくりに参画し地域活性化に取り組んでいます。
直営のホール&カンファレンス「コングレスクエア日本橋」は10周年を迎えたことを機に、感謝を込めた10周年記念事業を実施しております。11月末時点における主な開催イベントと、2026年1月に開催予定の主催事業をご紹介します。

「集う場」から「つながる場」へ。~10周年事業は多くの新しい出会いが生まれる場に。今後も多様な価値が生まれるつながりをつくる。~

歴史と革新が交差する街、日本橋に位置する「コングレスクエア日本橋」は、時間や空間を共有し、人々が集い、アイデアを育む――そんなリアルコミュニケーションの本質的な価値を大切にしながら、文化や技術、知恵を発信する起点として、未来へと踏み出す拠点となることを目指しています。

これまで本施設は、数多くのビジネスシーンでご活用いただいてきましたが、コロナ禍を経てオンラインコミュニケーション手段の充実やリアルコミュニケーション価値の再認識、DE&I(多様性・公平性・包括性)への関心の高まり、そしてワークライフ・インテグレーションの普及など、社会の大きな変化とともに、その利用シーンもますます多様化しています。そうした変化の中で、「コングレスクエア日本橋」は、単なる物理的な空間や貸し会議室の枠を超え、人と人、アイデアと意見がつながり、新たな価値が生まれる"共創の場"としての役割を担っていきたいと考えています。

「集う場」から「つながる場」へ――。私たちはこれからも"多様な交流と創発"をお支えするとともに、地域の皆さまとともに、コミュニティやまちづくりの拠点として"交流の交差点"を築いてまいります。

コングレスクエア日本橋 開業10周年記念事業 トピックス

開催レポート

月刊「ムー」初のゲームイベント「ムー怪奇ゲームフェス」

2025年8月10日、月刊「ムー」初のゲームイベント、「コングレスクエア日本橋10周年記念 ムー怪奇ゲームフェスwithゴリパラ」が開催されました。多くの月刊ムーのファン「ムー民」と「ゴリパラファン」の皆さまが来場され、爆笑の渦に包まれたカオスなひと時を過ごされました。
"都市伝説は、語られることで生き続ける"。デジタルだけではない口伝、言い伝えから新しい出会いが生まれました。

コングレスクエア日本橋 ホールCD(面積307㎡ / 天井高3.5m) 前方ステージ設置/スクール形式(195席)
ゴリパラによるトークイベント「ムー編集部×ゴリパラトークショー」とゲーム実況「FAITH」
ホワイエに設置されたゲーム機器
撮影スポット

ヒーリングピラティス& ゆるウェルサロン

2025年9月17日、10月15日、11月12日、ストレス社会に生きるすべてのオフィスワーカーのために、自宅や職場でいつでも簡単にできる「心と体が喜ぶ」ピラティスレッスンを開催しました。
「仕事帰りにデトックス&リフレッシュ!」をテーマに、呼吸法やストレッチを通じて自分のからだと向き合い、見直し、いたわることを習慣化していただくためのプログラムを提供しました。

開催レポート:https://www.congre.com/report/20251113-hc/

講師 波田ひなさんが初心者でも簡単にできるポーズを丁寧にレクチャー

日本橋六之部連合町会 青年部「日八会」主催イベント
「昭和100年記念座談会  〜日本橋の100年を振り返る〜」

昭和という激動と復興の時代を経て、社会とともに変化した日本橋の文化や人々の暮らしを振り返り、後世に語り継ぐ機会として「昭和100年記念座談会」が開催されました。 昭和・平成・令和を日本橋とともに歩まれた方々が登壇し、それぞれの視点から「これまで」と「これから」の日本橋について語りました。

第一部では、八重洲一丁目中町会会長・府川利幸氏、「日本橋ゆかり」二代目・野永喜一郎氏、「吉野鮨本店」五代目・吉野正敏氏を迎え、第二部ではゲストとして落語家 林家木久扇師匠にもご参加いただきました。

第一部:八重洲一丁目中町会会長・府川利幸氏、「日本橋ゆかり」二代目・野永喜一郎氏、「吉野鮨本店」五代目・吉野正敏氏
昭和100年と日本の100年、日本橋の100年。それぞれの記憶。

2025年は「昭和100年」。これを記念して開催された本座談会では、戦前・戦中・戦後の復興期から高度経済成長期、平成、令和に至るまでの100年の歩みを、日本橋に深いゆかりを持ち、先導されてこられた方々が、それぞれの視点で振り返りました。街が果たしてきた役割や地域の活気、また「まちが人を育てる」という視点に基づく教育・地域活動の重要性、さらに先人たちが築いてきた文化や精神を次世代へいかに継承していくかといった課題について、柔軟な姿勢と未来への責任という視点から語られ、地域の記憶を語り継ぐことが、先輩方の築いた日本橋を受け継いでいくこととして、さらに未来へと継承していきたいという思いをもって締めくくられました。

スペシャルゲスト 落語家 林家木久扇師匠をお招きした第二部

昭和12年、日本橋生まれの同級生であり、古き良き日本橋のまちを知る戦前生まれのお二人、林家木久扇師匠と府川利幸氏による同級生対談。
府川利幸氏がストーリーテラーとして、生家の商いや賑やかで艶やかな「戦前」、芸事・人間関係・祭りなど「下町らしさ」とは何か、そして幼いお二人の記憶に残る「戦争」、さらに復興に向かう日本橋の姿を背景に後世にも語り継ぎたいメッセージとともに、この先も進む日本橋の再開発への期待、地域との結びつきの大切さとともに、未来への期待をメッセージとして結ばれました。

第二部:府川利幸氏、落語家 林家木久扇師匠
日本橋生まれの同級生のお二人による対談

林家木久扇師匠は、幼少期に開花した「絵の才能」を処世術としておもしろおかしくご紹介され、今では雑誌の表紙や個展の開催などその才が活かされていること、さらにこれから成したい夢を「ご自身の絵のアニメ化」として、お話の中でスポンサーを募られ笑いをとるシーンもありました。

開催概要
日時
2025年11月15日(土) 14:00開演
会場
コングレスクエア日本橋2階 ホールB
主催
日本橋六之部連合町会 青年部「日八会」
第一部
府川利幸氏(八重洲一丁目中町会会長)
「日本橋ゆかり」二代目、野永喜一郎氏
「吉野鮨本店」五代目、吉野正敏氏
第二部
府川利幸氏(八重洲一丁目中町会会長)
林家木久扇師匠

コングレスクエア日本橋コミュニティギャラリー
ホワイエアート「コングレスクエア日本橋」

AI KUWAHARA氏が描く、コングレスクエア日本橋

日本橋の風景や歴史にまつわるモチーフを随所にちりばめながら、和柄ならではの「余白」や「柄のリズム」を大切にしてデザイン。古くから人と文化が交わる地である日本橋の豊かさやにぎわいを、模様の重なりや流れの中に表現しています。色彩は全体として明るく軽やかな印象を持たせつつも、年齢や世代を問わず、心地よく感じていただけるよう落ち着いたトーンで構成しました。また、模様の中には「コングレスクエア」をはじめ、文字もさりげなく忍ばせています。ぜひ、柄の中からそうした言葉や、日本橋にまつわるモチーフを探してみてください。見るたびに新たな発見があるような、そんな遊び心も込めています。

アーティスト AI KUWAHARA ( アイ クワハラ )

武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 テキスタイル専攻を卒業。模様の中にさまざまなモチーフを隠し、鑑賞者がいろいろな形を「見つける」という行為を楽しんでもらえる絵を制作し、エネルギッシュで愛いっぱいのアートを目指している。ミューラルアートやプロダクト、テキスタイルデザイン、ワークショップなど幅広く活動している。

次回開催イベント

スポーツビジネスジャパン コンファレンス2026

スポーツビジネスのレガシーとミライ。スポーツビジネスの歩みを共有し、未来を考える。

本コンファレンスには、スポーツビジネスの場で活動される多くの方にご登壇、ご参加いただいております。共有と交流から新たなビジネスが生まれることを目指してまいります。

開催概要
イベント名
「スポーツビジネスジャパン コンファレンス2026」
テーマ
スポーツビジネスのレガシーとミライ
主催
日本スポーツ産業学会/株式会社コングレ
日時
2026年1月22日(木)~23日(金)
会場
コングレスクエア日本橋
東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線 「日本橋駅」直結・JR「東京駅」から徒歩5分
〒103-0027 東京都中央区日本橋1-3-13 東京建物ビル
https://congres-square.jp/nihonbashi
開催テーマ「スポーツビジネスのレガシーとミライ」

スポーツ庁による「第2期スポーツ基本計画」では、スポーツ市場規模を2025年までに15兆円に拡大することを目指してきました。まちづくりや地域活性化の核となるスタジアム・アリーナの実現を目指す「スタジアム・アリーナ改革」では、「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」を2025年までに20拠点実現することとしています。その間、コロナ禍を経て官民それぞれがスポーツビジネスの可能性を信じ、様々な取り組みを行ってきました。その結果、変化の激しい社会のなかで、「する」「みる」「ささえる」というスポーツへの参画の仕方は多様化し、スポーツの捉え方は広がりを見せています。

「スタジアム・アリーナを拠点に、スポーツを通じたまちづくり・地域活性化は面的な広がりを見せることができるか」スポーツ産業成長の鍵がここにあると考えたとき、これまでのスポーツビジネスに関わるすべての取り組みをレガシーと捉え、より良い社会の実現のためにそれらを振り返り、ミライへ向けて語る「場」が必要だと考えます。節目となるこの年、スポーツビジネスジャパンは「スポーツビジネスのレガシーとミライ」をテーマとして、スポーツビジネスに関わる皆さまに、情報発信および意見交換を通じて交流を促す「場」を提供します。

スポーツビジネスの課題・本コンファレンスで扱うトピックス

・ 民設民営スタジアム・アリーナ     ・ 街化を目指すスタジアム・アリーナ
・ 新たなファン・サポーターとの関係性  ・ スポーツ経営人材を集める・育てる
・ スポーツ団体と地域経済との関わり     ・ 世界大会開催を経た地域のこれから
・ 今求められているスポーツテック      ・ スタートアップへの期待
・ スポーツの持続可能性           ・ スポーツとダイバーシティ
・ スポーツホスピタリティの最新事例

登壇者および参加者層

・官公庁、自治体関係者
・スポーツ団体、施設運営者
・企業(スポンサー、スタートアップ、テクノロジー関連)
・学術関係者、学生
・メディア、インフルエンサー、一般
2025年開催時のアンケートでは おかげさまで、95%以上の方が「次年度も参加したい」と回答いただきました。また、参加者の約75%が「満足以上」と評価いただいており、ご協賛企業、参加者様の高いエンゲージメントが伺えます。

スポーツビジネスに関わる皆さまのコミュニケーションハブ機能を強化

さらなる広がりを見せるスポーツビジネス。それぞれの取り組みを単一のもので終わらせず、連携し、相乗効果を生むためには、ネットワーキングの形成が重要です。スポーツビジネスジャパンはスポーツビジネスに関わる皆さまの仲間づくりをお手伝いするべく、コミュニケーション機能を強化します。

●セッション間のブレイクタイム
各セッションの終了後に、登壇者と参加者が名刺交換を行うためのブレイクタイムを、昨年度に引き続き今年度も実施します。セッション終了後、すぐに行われる登壇者との交流は、非常に活発で好評です。

●より密なコミュニケーションを図るラウンジセッション(抽選制)
ブレイクタイムの名刺交換では時間が足りない方々、より深い話を希望される方々を対象に、今年度はラウンジセッションを導入します。ラウンジセッションは、15分程度の時間を設け、登壇者と参加者がクローズドに対談できる機会です。セッションの聴講を経て生まれた疑問や気づきをもとに、参加者が登壇者と直接対話をすることで、より深い理解と関係構築を促進します。

●プログラム終了後のネットワーキング
参加者同士の交流を促進するため、各日プログラムの終了後にネットワーキングを開催します。ネットワーキングは、参加者の皆さまが気軽に交流を図ることができる機会のため、リレーションの構築・拡大にご活用いただけます。
※ブレイクタイム、ラウンジセッション、ネットワーキングの参加はいずれも無料となります。