「第63回日本肺癌学会学術集会」の会期中に肺がん撲滅・禁煙推進活動~福岡空港ではJALとのコラボでパール&ホワイトリボンの限定バッジを配布

2022年12月1~3日、「第63回日本肺癌学会学術集会」が福岡国際会議場とマリンメッセ福岡で開催され、株式会社コングレは運営を担当しました。会期中に会場と福岡空港で、肺がん撲滅・禁煙推進活動を実施。空港では日本航空株式会社(JAL)のご協力を得て、パール&ホワイトリボン(肺がん検診や禁煙推進を啓発するシンボル)の限定バッジを搭乗客に配布するなどスーパーコラボキャンペーンを行いました。

福岡国際会議場で開催された「第63回日本肺癌学会学術集会」
福岡空港での肺がん撲滅・禁煙推進活動

今回のテーマは「Conquer Lung Cancer −未来へ繋ぐ−」です。
本学術集会の会長である大分大学医学部呼吸器・乳腺外科学講座 杉尾 賢二教授は、会長講演・開会式で、テーマについて以下のように説明されています。
2000年以降、特にこの10年間で、肺がんの治療はすさまじい進歩を遂げました。遺伝子研究などを通して発症や進行に関する解明が進み、ゲノム医療が進化。中でも分子標的薬やがん免疫治療は際立った成績を上げています。AI(人工知能)による画像診断やロボット支援手術などの導入も進み、実現にはほど遠かった「肺がんの克服」という難題に、いよいよ光明が差してきたのです。
このような現状を踏まえ、日本肺癌学会の宿願である「Conquer Lung Cancer=肺がんの克服」をストレートに訴えたのが今回のテーマです。さらに、これまでの成果をより発展させたいという望みを「未来へ繋ぐ」という副題で表現しました。

第63回日本肺癌学会学術集会
会長 杉尾 賢二先生

JALとスーパーコラボキャンペーンを実施!

現在、日本人の2人に1人はがんに罹患し、3人に1人はがんで亡くなるといわれています。なかでも、死亡数の多いがんが、肺がんです。肺がんの最大の原因は喫煙であることがわかっています。このような背景から、会期中に肺がん撲滅・禁煙推進活動を実施。会場のマリンメッセ福岡のエントランスには、本活動のPRブースを設置しました。

マリンメッセ福岡のエントランスに設置されたPRブース
会場での企業ブース

そして、福岡空港では、JALの強力サポートを得てスーパーコラボキャンペーンを展開。肺がん検診や禁煙推進啓発のシンボルであるパール&ホワイトリボンバッジと大分県のマスコットキャラクターめじろんがコラボした限定バッジを準備し、JALの社員が搭乗者に配布しました。

福岡空港に設置されたスーパーコラボキャンペーンと学会のポスター
配布した限定バッジ
JAL便の搭乗者へ配布
JALの社員も限定バッジを装着し、活動を後押ししていただきました。

今回の活動が、肺がん検診や禁煙推進のお役に立てたなら幸いです。
今後もコングレは主催者と共に、学術集会の知見を一般の方々にも活かしていただくような企画を推進してまいります。