銀座駅で開催された「第2回東北3県(岩手・宮城・福島)ふるさと市」に多くのご来場をいただきました
1日も早い復興を願う「ふくしま⇔東京キャンペーン」
2022年11月12日(土)から17日(木)までの6日間、東京メトロ「銀座駅」で「第2回東北3県(岩手・宮城・福島)ふるさと市」(主催:東京都)が開催され、株式会社コングレが運営を担当しました。
東北3県の美味しい銘菓・地酒などの販売やアバターロボットでの施設見学イベントなどがあり、たいへん多くの方でにぎわいました。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
東京都は、東日本大震災や原発事故等により大きな被害を受けた福島県の1日も早い復興を願い、「ふくしま⇔東京キャンペーン」を展開しています。これまで、当該キャンペーンの一環として、福島県との共催で「福島産直市」が実施されてきましたが、今年度からは「東北3県(岩手・宮城・福島)ふるさと市」として、岩手県、宮城県も参加。その第2回である今回は、多くの都民や観光客が利用する東京メトロ「銀座駅」で開催されました。
【福島産直市 12日(土)~13日(日)】
今回のイベントでは、2日間ずつ担当の県を交代していきます。
福島産直市では、全国燗酒コンテスト2022にて最高金賞を受賞した大和川酒造店の純米辛口弥右衛門、東栄産業の国産原材料100%の手作りジャムやふわふわのワッフル、創業80年の伝統の味である菅野漬物食品の相馬きゅうり漬、クリームチーズのみそ漬けなどが販売されました。
【アバターロボットでの施設見学イベント 12日(土)~13日(日)】
最初の2日間は、アバターロボットでの施設見学イベントも行いました。
avatarin株式会社のアバターロボット「newme」を銀座の会場で操作し、福島県のいまを伝える施設「コミュタン福島」(田村郡三春町)を見学。ロボットが見ている景色を画面越しに見ながら、約10分でガイド付きの周遊体験ができます。
この遠隔操作ロボットのコーナーは大人気で、特に子ども連れの家族や若者たちは次々と操作体験をしていました。
【岩手産直市 14日(月)~15日(火)】
14日(月)と15日(火)の岩手産直市では、岩手県宮古市の新名物であるご飯にのせるだけで三陸海鮮丼を味わえるキスケエクスプレスの瓶ドン、岩手の名酒 吾妻嶺酒造店の美山錦、クルミの歯ざわりを感じる菓団のゆべしが販売されました。
【宮城産直市 16日(水)~17日(木)】
最後の2日間、16日(水)、17日(木)は、宮城産直市です。里山林農元気村のさとやま納豆や、一ノ蔵のお手軽きき酒セット、とよま観光物産センター「遠山之里」のあぶら麩が登場しました。
【おいしい理由の掲示、多言語翻訳、特産品プレゼント】
今回、販売された商品すべてに「おいしい理由(ストーリー)」の掲示を行いました。
ただ販売するだけではなく、その商品を育んだ地域の気候・地質・水脈などがどのように作用したかなど、思わず誰かに話したくなる内容をまとめたものです。復興を遂げていく被災地のストーリーを多くの人が知ることによって、継続的な復興支援につなげたいと考えた企画です。
また、この掲示のQRコードをスマホで読み取れば、瞬時に多言語への翻訳ができます。
これは株式会社PIJINの「QR
translator」を活用したもので、10月に行った当社主催の「第20回MICEイノベーション研究会」で、MICEへのソリューションとして発表されたものです。
MICEイノベーション研究会は、コロナ禍で影響を受けたMICEビジネスと異業種・異分野との交流から、新しいMICEのカタチをつくり出すことを目的として、2020年7月に立ち上げ、これまでに20回開催しました。延べ670を超える企業・団体が参加し、75を超える企業がMICEで活用できる技術やサービスを提案しています。
今回はここで発表されたソリューションの提案を実際のイベントで活用した例です。
最後に、来場記念として特産品をプレゼントしました。来場者全員にリンゴを、そしてQRコードをスマホで読み込んでアンケートにお答えいただた方には、さらにお米をプレゼント。
それぞれ以下の品種です。
福島県は、りんご「サンふじ」とお米「天のつぶ」。
岩手県は、りんご「ジョナゴールド」とお米「銀河のしずく」。
宮城県は、りんご「シナノスイート」とお米「つや姫」です。
会期の6日間を通して天候にも恵まれて銀座駅界隈には多くの人出がありました。このイベントにも多数のご来場をいただき、ありがとうございます。
これからも当社は復興支援の取り組みに尽力してまいります。