コングレ、AVITAとSMBCバリュークリエーションによるアバター・AIを活用した文化施設等の運営高度化に向けた協業開始について

株式会社コングレ(代表取締役社長:武内 紀子、以下「コングレ」)、AVITA株式会社(代表取締役社長CEO:石黒 浩、以下「AVITA」)、及び三井住友銀行の子会社であるSMBCバリュークリエーション株式会社(代表取締役社長:栗本 雄太、以下「SMBCバリュークリエーション」)は、アバター・AIを活用した施設運営の効率化・高度化に向けた協業を開始することについて合意し、新たに業務提携契約を締結いたしました。
本協業では、コングレが有する施設運営のノウハウ及び専門人材、AVITAが有するアバター・AI関連技術、SMBCバリュークリエーションが有する業務プロセス改革・生産性向上支援の知見を組み合わせ、全国の施設運営における付加価値向上や課題解決を支援してまいります。

1.背景・概要

日本国内の施設運営の現場では、少子高齢化に伴う労働力不足や来場者ニーズの多様化への対応などが慢性的な課題となっています。さらに足元では、観光市場の回復によるインバウンド(訪日外国人)需要の拡大も重なり、限られた人員でいかに高品質なサービスを維持していくかが重要な経営課題です。
今後、労働力不足が一段と深刻化した場合、現場の創意工夫やスタッフの負担のみに頼った運営には限界があります。最悪の場合、人員不足を理由に事業継続が困難になるなど、従来の体制では対応しきれない構造的な危機に直面することが予想されます。
こうした課題に対し、コングレ、AVITA、およびSMBCバリュークリエーションの3社は業務提携契約を締結いたしました。人とアバター・AIの融合によって「人の価値」を最大化し、日本全国の施設運営における課題解決と、新たな運営モデルの確立を目指してまいります。

2.共同事業の概要と各社の役割

今回の協業では、AVITAが開発したアバター接客サービス「AVACOM」やAIロープレサービス「アバトレ」といったアバターサービスを、コングレの持つ施設運営オペレーションノウハウ及びその担い手となる専門人材や、SMBCバリュークリエーションの持つ業務効率化ソリューションと組み合わせながら、アバターによる遠隔接客、AIアバターによる自動案内、多言語対応、ロボット等との連携、接客データの活用による施設運営改善等のソリューションを、全国の施設運営を行うお客さまへ提供していきます。
各社の主な役割は以下の通りです。

  • コングレ:MICE施設、文化施設、観光施設、科学館等における施設運営ノウハウを提供します。
    導入施設に応じたオペレーション構築、施設管理・運営に関する専門人材の提供、営業・提案活動、導入後のオペレーション改善、施設オペレーションの全体管理等を担います。

  • AVITA:アバター接客サービス「AVACOM」等のアバター・AI関連技術、機材・システム、テクニカルサポートを提供します。AIアバターによる自動応答、遠隔接客、多言語対応、接客データの取得・活用等を通じて、施設運営の高度化を支援します。

  • SMBCバリュークリエーション:SMBCグループで培った業務プロセス改革、生産性向上、デジタル活用の知見を活かし、アバター・AI関連技術を活用したソリューションの共同検討、営業・提案活動、業務設計、導入支援、運用改善支援等を担います。

3.主なユースケース

本協業における主なユースケースは以下の通りです。
-    MICE施設、ホール、カンファレンス施設における受付・案内・問い合わせ対応
-    文化施設、博物館、美術館、科学館等における展示解説・館内案内
-    観光拠点や地域の公共施設における多言語案内・インバウンド対応
-    大型イベント、展示会、期間限定催事における来場者案内・商品説明・導線案内
-    商業施設、店舗等におけるキャンペーン案内、売場誘導、販売促進
-    施設スタッフ向けの接客研修、説明練習、ロールプレイング研修
-    接客ログや問い合わせデータを活用した施設運営改善、FAQ整備、業務プロセス見直し

なお、2026年8月中旬から、渋谷スクランブルスクエア株式会社のご協力のもと、コングレが運営をサポートする渋谷駅直結・直上の展望施設「SHIBUYA SKY」にて、お客様の案内誘導業務にアバターを活用するための初期運用を開始します。本取り組みでは、1階エレベーターホールでの乗降案内や待ち列誘導といった、動きを伴う接客業務にアバターを導入します。

本取り組みを通じて、従来は現地での対応が求められてきた業務の一部を遠隔からでも可能とし、「場所や身体の制約を受けない」新たな働き方の選択肢を広げていきます。
将来的には、ここで得られたノウハウをもとに、新しい施設運営モデルを構築し、人手不足や顧客の体験価値の向上に課題を抱える全国の施設への横展開を通じて、アバターやAIを活用した新たな施設運営の普及を進めてまいります。

4.各社の概要

名称
株式会社コングレ
代表者
代表取締役社長 武内 紀子
事業内容
MICEのトータルプロデュース、コンベンション、展示会・イベント、施設運営(MICE施設、文化施設、観光施設、科学館等)
名称
AVITA株式会社
名称
代表取締役社長CEO 石黒 浩
事業内容
アバターやAIを活用したサービス開発(アバター接客サービス「AVACOM」、AIロープレ・AI面接サービス「アバトレ」)/ アバターやAIを活用したマーケティング支援 /ヒューマノイド・Physical AI(フィジカルAI)の開発・提供
名称
SMBCバリュークリエーション株式会社
代表者
代表取締役社長 栗本 雄太
事業内容
先端技術を活用した生産性向上施策の設計・導入・運用及び コンサルティング業務/ソフトウェアライセンス販売業務