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板橋区立教育科学館で「みんなで参加!プラスチックごみ画像収集プロジェクト」を実施しました
施設運営
2024.03.06

板橋区立教育科学館で「みんなで参加!プラスチックごみ画像収集プロジェクト」を実施しました

2023年1月27日(土)、板橋区立教育科学館(東武東上線 上板橋駅 北口から徒歩5分)でごみ拾いSNS「ピリカ」を活用し、海洋プラスチック汚染について学ぶワークショップ「みんなで参加!プラスチックごみ画像収集プロジェクト」を実施しました。
株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社長:武内 紀子)は、共同事業体による指定管理者として、板橋区立教育科学館の管理運営を担当しています。

本イベントは、板橋区立教育科学館で通常開催している教室より難易度が高く、講師を主に外部からお招きしている「科学教室上級」のもので、もっと深く科学やプログラミングを学びたい人向けのワークショップです。
今回は、鹿児島大学大学院の室屋 龍之介さんを講師としてお招きし、小学4年生以上の親子を対象として実施しました。

晴天に恵まれた当日、5組10名の参加者が集い、板橋区の西高島平駅を出発し、荒川河川敷周辺までごみ拾いを行いながらSNS「ピリカ」を活用し、ごみ画像を集めました。
「ピリカ」は、株式会社ピリカが“ごみ拾いを楽しく、続けやすく!”という思いで開発したもので、拾ったごみの量や場所をかんたんに記録・集計・発信することができるアプリです。

今回のイベントでは、ただごみを拾うだけでなく、「ピリカ」でごみ画像を撮影しデータを収集・分析することで、海洋プラスチック汚染について学ぶことができる内容となっています。
海に漂流・漂着するプラスチックごみの80%は陸起源と言われています。参加者の皆さんが撮影した画像データは鹿児島大学で集積され、種類別のプラスチックごみ量の推算や、その時間変化の追跡につながっていきます。つまり、陸上で行ったごみ拾いが、海洋プラスチックに関係する研究を前進させることに貢献することとなったのです。

参加者からは「陸上のごみが海のプラスチックごみの研究につながっていることに驚いた」という感想がありました。

板橋区立教育科学館では、ほかにも様々な教室を実施しています。是非「板橋区立教育科学館」のサイトをご確認ください。