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「デジタルが拓くポストコロナの未来像」をテーマに「NRI未来創発フォーラム2022」が東京国際フォーラムで開催されました
コンベンション
2022.11.10

「デジタルが拓くポストコロナの未来像」をテーマに「NRI未来創発フォーラム2022」が東京国際フォーラムで開催されました

2022年10月17日、東京国際フォーラムのホールAで、株式会社野村総合研究所(NRI)主催の「NRI未来創発フォーラム2022」が会場とLIVE配信を組み合わせたハイブリッド形式で開催されました。
本フォーラムは、野村総合研究所の企業理念「未来創発」に基づき、社内外の専門家・有識者による日本や世界の未来の姿を考えるためのビジネスフォーラムで、毎年秋に開催されています。株式会社コングレは2018年から5年連続で運営を担当しています。
今回のテーマは「デジタルが拓くポストコロナの未来像」。野村総合研究所が目指すデジタル社会像を集大成として描きました。

3部構成のプログラムは、野村総合研究所 此本 臣吾代表取締役会長 兼 社長の基調講演「デジタルの先にある日本の未来」で幕を開けました。
冒頭、過去のフォーラムのテーマや特別講演の出演者などを紹介しながら、デジタル資本主義を提唱し、デジタルエコノミーへのシフトを論じてきたことを振り返り、「『デジタルが拓く近未来、ポストコロナの未来像』というテーマとしては、今回で一つの区切りを迎えた」と述べられました。そして、「デジタルとウェルビーイング(生活満足度)」「デジタルと働き方改革」「デジタルとビジネスモデル変革」「デジタルと危機管理」「デジタルとインバウンド」の5章に分け、データを示しながらそれぞれについて説明。調査に基づくデジタルによるウェルビーイング向上、ビジネスモデルをデジタルシフトした企業の事例紹介、そして日本のとるべき方向性など様々な話題を取り上げ、「デジタルの先にある日本の未来」を展望されました。

続いて、『WIRED』創刊編集長 ケヴィン・ケリー氏による「5000日後の世界」をテーマにした特別講演が行われました。
これからの5000日間で起こるテクノロジーの進化において、デジタル、エネルギー、食料、働き方といった、あらゆるものがすべて変化していく未来を予測しながら、幅広い視点で論じ、そこで必要となってくる政策について提言がありました。

最後は、『WIRED』日本版 編集長 松島 倫明氏をモデレーターに、此本 臣吾代表取締役会長 兼 社長、ケヴィン・ケリー氏による特別対談が行われ、世界情勢が不安定で先が見えない状況のなか、デジタルをはじめとしたテクノロジーがどのような役割を果たすのか、日本企業や日本人はどう向き合っていくべきかなどについてディスカッションされました。

運営面では、主催者そして参加者にご満足いただけるよう、様々な工夫をしました。
演出においては、舞台上の大型スクリーンおよび受付に設置した柱に、LED照明に加えて和紙を利用し、”デジタル”の中にも温かさを表現。また、大型スクリーンの両端にオブジェを設置し、華やかなステージを演出しました。

会場の東京国際フォーラム ホールA(5012席)は、2020年10月に開催した本フォーラムがコロナ禍で初めての使用となり、当時様々な工夫をして運営を行いました。その一つが、座席の使い方と表示の方法です。広いホールを有効に使い、使用しない座席には一つずつ紙を貼ってソーシャルディスタンスを確保。舞台や会場から見ても、景観が損なわれないよう配慮しました。今回もその経験を活かしつつ、東京都の基準を順守すると共に、それ以上の感染症対策を施し、運営に取り組みました。

そのほか、密を避けるために入場から受付に至るルートを複数用意したほか、QRコードの読み取りによる非接触の受付、システムによる入退場の管理など、感染防止対策を徹底し、対応しました。また、受付に参加者が滞留しないよう、顔をかざす検温機器ではなく、サーモカメラを設置しました。

コングレはwithコロナでのノウハウを活かし、リアルとオンラインそれぞれの良さを取り入れた新しい時代のコンベンションをご提案してまいります。