アジア太平洋地域で最大級の心臓弁膜症カテーテル治療分野における教育コース「PCR Tokyo Valves 2026」が開催されました

コングレは長年に渡り本コースの運営を担当

2026年2月13日(金)~15日(日)、アジア太平洋地域で最大級の心臓弁膜症カテーテル治療分野における教育コース「PCR Tokyo Valves 2026」(主催:Europa Organisation)が虎ノ門ヒルズフォーラムで開催され、株式会社コングレは企画・運営を担当しました。
今年は世界各国から1,400人以上の参加者が集い、約200人のファカルティによる講演や症例発表、国内外からの手術ライブ配信などのプログラムを通じて、最先端の知見の共有と活発な議論が行われました。

虎ノ門ヒルズフォーラム メイン会場
国内外から集まったエキスパート(ファカルティ)によるケースディスカッション

PCR(Paris Course on Revascularization)とは

「PCR(Paris Course on Revascularization)」は、学術集会や教育プログラムの企画・運営を行うフランスの企業「Europa Organisation」が運営する、心血管インターベンション分野の国際コミュニティです。医療従事者が知識や経験、実践を共有する場を提供することを使命とし、血管インターベンション領域の世界最大級の国際学術集会 「EuroPCR」の開催をはじめ、eラーニングプラットフォームの提供、学術誌 「EuroIntervention」 の発行などを通じて、世界中の患者治療の向上に貢献しています。

PCR Tokyo Valves とは

「PCR Tokyo Valves」は、PCR(Paris Course on Revascularization)が世界各地で開催している弁膜症治療に特化した教育コースの東京開催版です。イギリス・ロンドンでは「PCR London Valves」、中国・成都では「PCR-CIT China Chengdu Valves」、ブラジル・リオデジャネイロでは「PCR Rio Valves」のように、同様のコースが世界の主要都市で年次開催されています。
それらの中でも、東京開催の「PCR Tokyo Valves」は、アジア太平洋地域で唯一の経カテーテル的弁膜症治療や高度画像診断、イノベーションに特化されたコースです。2016年の初開催以降、参加者数や演題数、セッション数を増やしながら、急速にその評価を高めてきました。
コングレは、本コースにおいて、開催地のPCO(Professional Congress Organizer/ローカルPCO)として長年にわたり運営を担当しており、主催者と連携しながら円滑な運営と発展を支えてきました。

多様なプログラムPCR Tokyo Valves 2026

今回は、集まった288件の演題を基に100近くのセッションが用意され、約200人のファカルティが講演や症例発表を行いました。取り上げられたテーマは、大動脈弁、僧帽弁、三尖弁などの経カテーテル弁膜症治療をはじめ、構造的心疾患インターベンションにおける最前線の画像診断、将来の技術・デバイス、最新の臨床ガイドライン、臨床研究、治療戦略など多岐にわたりました。
また、名古屋およびオーストラリア・ブリスベンからの手術ライブ配信、専門医が実際の症例をもとに議論するケースディスカッション、技術習得を目的としたハンズオンルーム「Training Village」が行われるなど、参加者が多様なプログラムを通じて最新の知見に触れる機会が設けられました。

多岐にわたるテーマが取り上げられたセッション
Training Village

レセプション

虎ノ門ヒルズの「EDITION」にてレセプションが開催され、参加者やファカルティが一堂に会し、和やかな雰囲気の中で旧交を温める姿や新たな交流の場面が見られました。

「EDITION」で開催されたレセプション
国内外の参加者が旧交を温め、新たな交流を深めました

新たな取り組み

AI音声翻訳および音声文字変換システムの導入

今回、新たな取り組みとして、11言語(日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、マレー語、フィリピン語、ヒンディー語)に対応したAI音声翻訳および音声文字変換システムを導入しました。これにより、各国の参加者が母国語で講演内容にアクセスしやすくなり、国境を越えた知識共有と活発な国際交流がさらに促進されました。

フォトブースの設置

背景のパネルに、富士山や寺院、梅の花、東京の景観をあしらったオリジナルのフォトブースを設置。思い思いにポーズをとり写真撮影を楽しむ姿が多く見られました。

会場内に設けたオリジナルフォトブース

株式会社コングレ 企画運営担当者のコメント

私が PCR Tokyo Valves の運営に携わるのは今回で4回目となります。主催者である Europa Organisation はフランスに拠点を置いているため、時差を考慮した対応・調整が必要ではありますが、主催者の皆さまはとても素敵な方々で、毎年準備を楽しみにしている会議の一つです。
英語力を活かして国際的な会議運営に携われることにも、大きなやりがいを感じています。

当社は今回、会場との調整、参加登録、スポンサー対応、レセプション運営、料飲手配など会議運営全般を担当するとともに、主催者の会員データと参加登録システムのAPI連携(異なるアプリケーションやシステム同士を連携し活用する仕組み)にも対応しました。また、海外参加者への配慮として初めてハラル対応の弁当を手配するなど、多様な食文化への配慮にも取り組んだところ、多くの方にご好評をいただきました。

本コースは毎年改善を重ねながら発展しており、参加者数も年々増加しています。今年は昨年より約200人多くの方にご参加いただき、本コースの規模の拡大を改めて実感しました。

主催者のコメント

Madleen MENEGHINI - Senior Project Manager

First launched in 2016, PCR Tokyo Valves is the region's leading Course on valvular interventions. The organising team would like to sincerely thank the Course Directors, faculty members, participants, and partners who all contributed to the success of the 2026 edition, which counted a record attendance of 1,402 participants.

We are especially grateful to our local Professional Conference Organiser, Ema Wada from Congrès Inc., whose professionalism, dedication and meticulous coordination were instrumental in delivering a seamless and high-quality event. 

The longstanding support of Congrès remains invaluable.

<日本語訳>
2016年に初開催された「PCR Tokyo Valves」は、心臓弁膜症カテーテル治療分野におけるアジア太平洋地域を代表する教育コースです。
2026年度の開催にあたり、過去最高となる1,402人の参加者を迎え、盛況のうちに幕を閉じることができました。本コースの成功に寄与いただいたコースディレクター、ファカルティ、参加者の皆さま、そしてパートナーの皆さまに心より感謝申しあげます。

また、ローカルPCOとして尽力いただいた株式会社コングレの和田 恵真氏に対し、深く感謝の意を表します。彼女のプロ意識、献身的な姿勢、そして細やかなコーディネートは、円滑で質の高いイベントを実現する上で欠かせないものでした。

コングレの長年にわたるご支援は、私たちにとって非常に貴重なものです。

主催者とコングレ社員