IMAGINUSで「仕事の科学展 わくわく！電車サイエンスラボ」を開催しました
2025年10月4日～5日、株式会社コングレ直営の科学体験施設「IMAGINUS（イマジナス）」（東京都杉並区、JR中央線・総武線「高円寺駅」北口から徒歩5分）の企画展示室で、電車の安全の仕組みを楽しく体験できるイベント「仕事の科学展 わくわく！電車サイエンスラボ」（主催・共催：明星大学、東京交通短期大学、株式会社コングレ、協力：公益財団法人鉄道総合技術研究所、イカロス出版株式会社）を開催し、2日間で親子連れを中心に約1,000名の方々にご来場いただきました。
脱線体験ワークショップ
鉄道模型を実際に走らせて電車がなぜ脱線するのかを体感的に学ぶ、明星大学理工学部の宮本研究室による「脱線体験ワークショップ」。鉄道模型の代表的な規格の一つであるHOゲージの模型などを使用し、レールや車両の台車の形状など、言葉だけでは理解しにくい脱線の仕組みについて、宮本先生や同研究室の学生がわかりやすく解説しました。参加した子供たちは熱心に模型を操作しながら、鉄道車両の安全な走行を支える技術についても学ぶ貴重な機会となりました。
電車クイズ
日本の鉄道技術や安全性向上について専門的に研究を行う「鉄道総合技術研究所」と、鉄道分野に特化した国内唯一の短期大学である「東京交通短期大学」が出題者となって実施した「電車クイズ」では、簡単なものから難易度の高いものまで幅広いクイズを用意しました。
会場では多くの子どもたちが意欲的に挑戦する様子が見られ、鉄道への高い興味と関心がうかがえました。
技術紹介ブース
「技術紹介ブース」では、環境対策や持続可能な鉄道づくりを紹介する「展示コーナー」と、2つの相談室を備えた「相談コーナー」を設けました。
東京交通短期大学の「電車のお仕事相談室」では「将来鉄道の運転手になりたい」「鉄道会社に入るにはどうすればいいの？」といった子どもたちからの質問に対して、先生が一つひとつ丁寧に答える様子が見られました。
明星大学の「こども鉄道技術相談室」では、鉄道に関する日常の疑問について先生が直接回答します。「電車はどうしてはやいの？」「どうして新幹線の先はとがっているの？」など多くの質問が寄せられ、先生と参加者との間で活発なやり取りが行われました。
特別電車トーク
「特別電車トーク」では、電車にまつわる5つのテーマをもとに、明星大学の宮本先生と鉄道総合技術研究所の方にご講演いただきました。子どもたちだけでなく、大人も十分に楽しめる内容で、かつて鉄道に夢中だった方々が熱心に聞き入る姿も見られました。
ご協力いただいた皆さま、そしてご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。