東洋大学「観光学入門」にて国際会議担当の社員が講義を行いました

入学したばかりの受講生に学生生活とキャリア形成の参考になる話題を

2025年4月21日、株式会社コングレでコンベンション(国際会議)の企画運営を担当する鈴木 渉子が、東洋大学 国際観光学部の「観光学入門」で講義を行いました。

国際観光学部と「観光学入門」

東洋大学 国際観光学部では、観光に関する学際的な知識や、最大限のサービスを提供するマネジメント力の習得を重視した授業を開講しています。持続可能な観光を実現し、観光の社会的責務を果たすため、観光産業・政策のエキスパートとして国内外で活躍できる人材を育成します。

観光学入門は国際観光学部1年生の必修科目であり、約380人全員が受講しています。コングレが担当した講義は開講2回目。大学生になったばかりの皆さんに向けて、初めて実社会で働く社会人が仕事の内容をお伝えする機会となりました。

『未来が生まれる、「場」をつくる。』~国際会議の仕事

コングレの講義は『未来が生まれる、「場」をつくる。―MICEを通じた国際交流・地域活性化―』のタイトルで、観光の一分野としてのMICEの位置付け、MICEの意義と効果、そして「PCO(Professional Congress Organizer)」としての当社のコンベンション企画運営業務について説明しました。
国際会議を担当する鈴木 渉子は、これからの大学生活の参考になればと、学生時代に取り組んだことや英語が得意で国際的な仕事をしたいと考え、MICEビジネスに携わるようになったことなどを紹介。自身が担当した会議の事例を説明しながら、仕事を通じて様々な分野、国の方々と交流し、歴史に名が残る会議をつくりあげていくことが、やりがいにつながっているとお話ししました。

国際観光学部の入学した皆さんのほとんどが、MICEを知らない状態であると伺っていましたが、説明が進むにつれ熱心にメモを取りながら聴講される姿や活発な質疑応答もあり、MICEやPCOとしてのコングレの仕事に興味を持っていただけたのではないかと感じています。

今回の講義が学生の皆さんにとって、4年間の学生生活やキャリア形成の参考になれば幸いです。

受講生の感想

講義終了後、受講生が提出したレポートから一部抜粋したコメントをご紹介します。

これまで観光=旅行というイメージしか持っていませんでしたが、今回の授業で観光の奥深さや可能性に気づくことができました。

MICEの開催は、過疎化が進んでいる地域や衰退しつつある伝統文化の再活性化にもつながり、地域社会への貢献という面でも非常に魅力的だと思いました。

様々な分野の人が関わるので、多様な価値観に触れられるのもMICEならではの面白さだと感じました。

大きな仕事から言われないとわからないような小さな仕事まで行っているとわかり、尊敬すると共に、自分もこの仕事に携わってみたいと思いました。

これからの学生生活で、自分のキャリアの手がかりを積極的に探していきたいと思いました。今回の講義が、その第一歩になったので本当によかったです。