「行政デジタル改革共創会議 in 羽田〜お疲れさまです2025迎春〜」がコングレスクエア羽田で開催されました
歴代および現デジタル大臣がサプライズ出演
2025年1月10日・11日、株式会社コングレのホール&カンファレンス「コングレスクエア羽田」(天空橋駅直結、HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ、略称:HICity))で、「行政デジタル改革共創会議 in 羽田〜お疲れさまです2025迎春〜」(通称:「羽田デッカイギおつ」、以下「デッカイギ」、主催:行政デジタル改革共創会議実行委員会)が開催されました。政府方針の「地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化」や社会課題への対応、行政サービスの質の向上など、自治体ごとに抱える課題や問題点の解決に向け、約600名の参加者と活発な意見交換が行われました。
本イベントにおいて、コングレスクエア羽田は前回に引き続き会場として協力しました。また、本イベントの運営の一部を、コングレのグループ会社株式会社コングレ・グローバルコミュニケーションズが受託しております。
写真提供:行政デジタル改革共創会議実行委員会(デッカイギ実行委員会)

コングレスクエア羽田

オープニング後の Special Session では、「トータルデザインはどこに行った?新しい未来はどんな世界? 〜ゆかいな仲間たちの語らいから探る〜」と題し、「新しい行政デジタル社会の世界観、目指す姿」が共有されました。平 将明 デジタル大臣、河野 太郎 前デジタル大臣、牧島 かれん 元デジタル大臣、平井 卓也 初代デジタル大臣など、歴代および現デジタル大臣がサプライズ出演し、武蔵大学社会学部メディア社会学科 庄司 昌彦 教授によるモデレートのもと、自治体DX推進担当者への期待とエールが贈られました。
参加者同士が顔を合わせて労い、新しいアイディアと実務的なノウハウを共有
デッカイギは、行政デジタル改革共創会議実行委員会(略称:デッカイギ実行委員会)が主催し、特定非営利活動法人 Digital Government Labs が実行委員会事務局を務める、行政デジタル改革に関する非営利のカンファレンスです。ステークホルダー相互の信頼を醸成しながら情報共有や議論を行う交流の場として、2023年から毎年開催されています。
今回は、「自治体DX(※)の将来や可能性」「住民や自治体職員、事業者などステークホルダーの"幸せ"」などをテーマに、2日間で18セッションが行われました。デッカイギでは、より具体的で現実的な議論や共有を促進することを目的にチャタムハウスルール(※)を採用しており、セッション中は250件を超える意見や質問が飛び交うなど、活発な交流がありました。
自治体DX
令和2年12月、政府において「デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針」が決定され、目指すべきデジタル社会のビジョンとして「デジタルの活用により、一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会~誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化~」が示されました。また、令和4年6月、「デジタル社会の実現に向けた重点計画」が閣議決定され、このビジョンが目指すべきデジタル社会のビジョンとして改めて位置づけられました。(引用:総務省公式Webサイト )
チャタムハウスルール
会議等において積極的な議論を進めるとともに社会への発信力を高めることを目的に、参加者が会議中に得た情報を自由に使用することができる一方で、発言者や参加者が特定できる情報を伏せることをルールとする。イギリスの王立国際問題研究所(チャタムハウス)で考案されたもの。
また、参加者同士が昼食の時間でも自由に積極的な情報共有や議論を行えるよう、「ぼっち飯対策企画」が実施されました。そのほか、同じセッションを聴講した参加者が後で感想を分かち合えるよう、セッションごとに同色のリストバンドを配布したり、イベントテーマに沿った戦隊モノの衣装や決めポーズでの写真撮影やSNSでの投稿・つながりを誘発したりと、コミュニケーションを活性化させる様々な取り組みが多数行われました。

デッカイギの戦隊モノキャラクターのイラストが参加者をお出迎え

「全国の自治体DX」をMICEビジネスの立場から支援
MICE(※下記の図参照)には、人と人が出会い対話し意見を交換することで、多様な未来が生まれる「場」としての価値があります。コロナ禍を経てオンライン開催への需要が増えた一方で、現在は以前にも増して人と人が直接出会い、対話することの価値が再認識されています。
今回のデッカイギが目指した「現状を他⼈事ではなく⾃分事として捉え、参加者同士が顔を合わせて労い、新しいアイディアと実務的なノウハウを共有する場となること」をコングレは「MICEをトータルにプロデュースする会社」としてサポートさせていただきました。
今後もMICEビジネスを通して、当社が掲げる『未来が生まれる、「場」をつくる。』取り組みを続けてまいります。

●MICEとは
(コングレWebサイト内)
- イベント名
- 行政デジタル改革共創会議 in 羽田〜お疲れさまです2025迎春〜(略称:羽田デッカイギおつ)
- 会場
- HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)内 コングレスクエア羽田
- 参加規模
- 約600名
- 公式Webサイト
- https://www.dekaigi.org/