「羽田スマートシティEXPO 2022秋」が開催されました~コングレスクエア羽田ではトークセッションやVRアトラクションを実施

2022年9月16日~19日、羽田みらい開発株式会社(東京都大田区、代表取締役社長:山口 皓章)が、天空橋駅(東京都大田区、京浜急行電鉄および東京モノレール)に直結する大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」(略称:HICity(エイチ・アイ・シティ))で、「羽田スマートシティEXPO2022 秋」を開催しました。ロボットやモビリティ、ARサービス、防災技術など、未来社会を支えるスマート技術体験をはじめ、羽田の未来を語るトークセッションや、様々な地域や自治体によるマルシェなど、豊富なコンテンツが用意され、多くの人が来場しました。
株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社⻑:武内 紀⼦)は会場協賛し、HICityのzone Jにある当社のMICE施設「コングレスクエア羽田」では、トークセッションやVRアトラクション、展示などが行われました。

関係者とロボットが勢揃いした開会式

HICityは、羽田みらい開発株式会社と大田区が公民連携で開発する、「先端」と「文化」の2つをコア産業とするまちです。世界をリードする国際産業拠点として、先端モビリティセンター、水素ステーション、先端医療研究センター、研究開発ラボ、会議研修センター、ライブホール、体験型商業施設、アート&テクノロジーセンター、交流・連携施設、足湯スカイデッキなどの施設が集積されます。また、国土交通省からスマートシティのモデルプロジェクトに選定されています。

9月16日から19日までの4日間、HICityでは、体感&ワークショップイベント「羽田スマートシティEXPO 2022秋」が開催されました。
16日に行われた開会式では、羽田みらい開発株式会社 山口 皓章代表取締役社長、松原 忠義大田区長から、それぞれ開会のご挨拶がありました。そして、全日本空輸株式会社(ANA)・日本航空株式会社(JAL)の社員の方々をはじめ、大田区公式PRキャラクターのはねぴょん、Wリーグ(バスケットボール女子日本リーグ)「東京羽田ヴィッキーズ」の公式キャラクター ヴィッキーちゃん、ロボットなどが勢揃いし、クラッカー音と共に盛大に4日間の幕が上がりました。

羽田みらい開発株式会社 山口 皓章 代表取締役社長
松原 忠義 大田区長

「コングレスクエア羽田」で実施されたコンテンツ

コングレのMICE施設「コングレスクエア羽田」は、トークセッションやVR・ロボット操作体験、プログラミングチャレンジなどの会場となりました。

●トークセッション「はねだのトビラ vol.1」
ホール1では、AR三兄弟 川田 十夢氏をお招きしたトークセッション「はねだのトビラ vol.1」が行われました。川田氏は、自身が特許開発をしたいくつかのAR技術を実際に操作して紹介。ユニークなゲーム感覚のものから、教育向け、街中で活用できるものまで、ARの幅広い可能性について講演しました。
また、羽田みらい開発株式会社 SPC統括責任者の鹿島建設株式会社 加藤 篤史氏、日本空港ビルデング株式会社 事業開発課主任 中島 悠太氏が、それぞれ事業紹介を行いました。最後には、川田氏、加藤氏、中島氏の3名が登壇し、HICity・羽田・日本の未来を自由に語る"妄想"トークセッションで会場を盛り上げました。

AR三兄弟 川田 十夢氏が講演でAR技術を紹介
左から)日本空港ビルデング(株)中島 悠太氏、AR三兄弟 川田 十夢氏、羽田みらい開発(株)加藤 篤史氏によるトークセッション

●VRスポーツ「Tower TAG(タワータグ)」
ホール2では、一般社団法人超人スポーツ協会が認定したVRスポーツ「Tower TAG」の体験コーナーが設置されました。
「Tower TAG」は、VR空間上で行う対戦型シューティングゲームで、マップ上で戦いながらレーザーピストルを使って相手プレイヤーを倒していきます。プレイ人数は1チームにつき最大4人で、10種類のマップを舞台に、3つのユニークなゲームモードで対決。会場では来場者同士が対戦して楽しむ様子が見受けられました。

ヘッドマウントディスプレイとガンコントローラーを装着して対戦
対戦者がヘッドマウントディスプレイで見ている画面

●VRアトラクション「コスモバルーン」「キックウェイ」
ラウンジでは、株式会社ハシラスが、VRで観光体験できる「コスモバルーン」と、立ち乗り型VRライド「キックウェイ」を展示しました。
「コスモバルーン」は、最大6名が7.7m×4.2mの空間内を自由に歩き回り、VR内でコミュニケーションが取れるVRアトラクションです。まるで気球に乗って世界中の絶景を見ているような感覚を味わえます。
その隣では、VRコンテンツに合わせて加速度や振動、送風などの体感を発生させる立ち乗り型VRライド「キックウェイ」を展示。あまりのリアルさに悲鳴をあげる来場者もいました。

マルチプレイフリーロームVRアトラクション「コスモバルーン」
立ち乗り型VRライド「キックウェイ」で恐竜パークでの大冒険「ダイノ・キックウェイ」を体験

「羽田スマートシティEXPO 2022秋」HICity全体の様子

「羽田スマートシティEXPO 2022秋」は開催の4日間を通し、未来社会を支えるロボティクス、次世代モビリティの操作体験や、都道府県などが出展するさまざまな地域のマルシェなど、HICityのコンセプトである「先端産業」と「文化産業」を体感できるコンテンツで彩られました。

拍手してその場を盛り上げる「ビッグクラッピー」(バイバイワールド)
犬のような動きの四足歩行ロボット「SPOT」(鹿島建設)
「地域周遊マルシェ」愛媛県のブース
「地域周遊マルシェ」空港や企業なども出展
空飛ぶクルマコーナー
一般社団法人MASCのドローン展示では実際に車内に入ることが可能
コングレスクエア羽田 ホール2に展示されていた株式会社BraveRoboticsの全自動変形ロボット
宇都宮大学/アイ・イート(株)の「汎用農作業支援ロボット」に乗って移動するヴィッキーちゃん
「足湯ナイトフェス」
空港や飛行機が眺められる足湯スカイデッキに特設DJブースを設置
(写真提供:羽田みらい開発株式会社)

様々な地域のブースやユニークなロボット、そしてご当地キャラクターなどが集結し、大変賑わいをみせた4日間でした。
コングレは今後も、羽田イノベーションシティのメンバーとして、最先端技術や地域活性化を推進する場の提供に取り組んでまいります。