都心のビルイン型MICE施設をテーマに「第5回MICEイノベーション研究会」を開催
2020年9月28日、株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社長:武内 紀子)と株式会社新産業文化創出研究所(東京都千代田区、代表取締役所長:廣常 啓一)が事務局を務めるMICEイノベーション研究会の第5回を開催しました。
MICEイノベーション研究会は、新型コロナウイルス感染症によって、大きく影響を受けたMICEビジネスについて、異業種、異分野との交流によって、新しいMICEのカタチをつくり出すことを目的としています。
研究会では、毎回、MICEに関する課題やニーズ発表、そして異業種からの課題解決技術(シーズ)提案発表を行っています。
今回は、都心のビルイン型MICE施設をテーマに、「六本木アカデミーヒルズ」と「虎ノ門ヒルズフォーラム」を運営する森ビル株式会社から、業界課題の発表がありました。
自社施設に共通する課題をいくつか挙げた上で、withコロナの施設運営の効率的な解決方法を模索しており、その課題解決策がニーズとしてあると紹介しました。
そして、シーズ発表として、avatarin株式会社から、遠隔コミュニケーションが可能な普及型アバターロボット「newme」。株式会社Bloom Actからは、MICEにおけるオンライン商談活用が可能な「B-Room」の紹介がありました。
「newme」の活用方法として、カンファレンス施設を組み合わせて、アバターを通じて世界中から参加できる新しい形のイベント「avatar MICE」を推進しているという説明がありました。
「B-Room」の活用方法として、訪問よりも成果が上がるオンライン商談システムをテーマに、ビジネスコミュニケーションでの使い方の説明がありました。
発表が終了した後、2社間の掛け合いの中で、コラボレートの可能性が広がる場面がありました。
最後に、オンラインイベントコラボレーション企画として、10月6日からコングレが開催する「スポーツビジネスジャパン2020 オンライン」のテーマの一つである、スポーツをテコにした地域活性化についてのセッションを行いました。
事務局からの「スポーツビジネスジャパン2020 オンライン」についての説明の後、株式会社日本政策投資銀行から「ポストコロナのスポーツ界と地域創生」のテーマについて紹介がありました。
このテーマに関連して、「スポーツビジネスジャパン2020 オンライン」にて、セッションを行います。詳しくは
コンファレンスプログラム
をご確認ください。
今回のプログラムは以下の通りです。
■「MICE施設」業界課題発表
「新型コロナウイルス禍の状況における「ビルイン型」MICE施設の運営について」
森ビル株式会社 森アーツセンター アカデミーヒルズ事業部 部長補佐
兼 フォーラムグループ 課長 倉橋 慶次 氏
■課題解決技術(シーズ)提案発表
「世界との距離をゼロにする、「avatar MICE」」
avatarin株式会社 ソリューション部 シニアマネージャー 筒 雅博 氏
「オンライン商談で新しい"とき"を作りたい。MICEにおけるオンライン商談活用」
株式会社Bloom Act セールスプランニング統括部 リーダー 加賀谷 一真 氏
■オンラインイベントコラボレーション企画
「スポーツビジネスジャパン2020 オンライン」の紹介
スポーツビジネスジャパン2020 オンライン事務局 小林 浩輔
「ポストコロナのスポーツ界と地域創生」
株式会社日本政策投資銀行 地域企画部 担当部長 矢端 謙介 氏
同 課長 桂田 隆行 氏
[聞き手] スポーツビジネスジャパン2020 オンライン事務局 田中 弘一
発表内容の詳細は新産業文化創出研究所のウェブサイトをご確認ください。
https://icic.xsrv.jp/seminar/event11602/
次回の『第6回MICEイノベーション研究会』は、10月26日(月)16:00~18:00 オンラインでの開催を予定しています。
ライブ・エンタテインメント業界とイベント業界からの課題発表などを予定しています。
プログラムや申し込み方法は、新産業文化創出研究所のウェブサイトをご確認ください。