オンラインの第93回日本整形外科学会学術総会でeスポーツ大会を開催
株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社長:武内 紀子)は「第93回日本整形外科学会学術総会」の運営を担当しました。同学術総会は当初、2020年5月下旬に福岡市の会場で、4日間のリアル開催を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、オンライン開催へ切り替えました。 オンラインでは会期を2020年6月11日~8月31日に変更し、リアルタイム配信、オンデマンド配信、バーチャル展示会(3D)のほか、eスポーツ企画など、バーチャル空間を通してさまざまなプログラムを実施しました。
整形外科は運動器を扱う専門分野であるため、日本整形外科学会にはスポーツ経験のある医師のほか、トップアスリートやプロスポーツチームのドクターを務める医師も多く所属されています。そうしたスポーツとの関係を背景に、例年、学術総会の会期中に、野球、サッカー、バスケットボールの3種目の競技で、スポーツ大会が開催されていました。
しかし、今年はリアルに集まって試合ができない状況の中、なんとか毎年の熱い取り組みを継続したいという開催校の意向を受け、コングレとして、eスポーツ大会を提案し、開催の運びとなりました。
今回、実施したのは、「eFootball ウイニングイレブン2020」オンライン大会です。
各大学から3名が代表となり、3名対3名の協力プレイで、プレイステーション4のネットワーク機能を使い、オンライン対戦で試合を行いました。
大会は計21チームによるトーナメント形式で、診療に影響しないよう、深夜や日曜日に試合が行われました。
8月2日(日)の準決勝と決勝には、実際にウイニングイレブンで実況を担当されているジョン・カビラ氏をお招きし、選手入場から熱のこもった実況をしていただきました。また、eスポーツキャスターの平岩 康佑氏が進行を、主催校の主任教授でサッカー経験豊富な斎藤 充先生が解説を務められました。その効果もあり、どの試合も白熱した好ゲームとなりました。
そして、接戦の末、神戸大学が優勝。初代チャンピオン、おめでとうございます!
コングレは、主催展示会のスポーツビジネスジャパンにおいて、eスポーツのコンファレンスや展示も行っており、今回はそのノウハウやネットワークを活用し、eスポーツ大会を実施しました。
Withコロナの時代において、コングレは、会場でのリアルなコンベンションだけでなく、バーチャルコンベンションやハイブリッドコンベンション、eスポーツ企画など、さまざまな形のMICEに取り組み、新たな時代の新たなMICEを、積極的にご提案してまいります。