Menu
トップページ > ニュース >
「東日本大震災・観光復興国際シンポジウム」が開催。
コンベンション
2011.10.07

「東日本大震災・観光復興国際シンポジウム」が開催。

10月5日(水)、仙台市の東北大学片平さくらホールを会場に、「東日本大震災・観光復興シンポジウム」が開かれました。3月11日以降、観光をテーマに東北で開催されたはじめての国際会議です。観光分野の国連専門機関である世界観光機関(UNWTO)、日本の観光庁、外務省の主催で行われ、コングレは運営を担当しました。

このシンポジウムは、大震災後、日本、なかでも東北地方が取り組む観光復興を応援しようと、急遽開催が決まったものです。国内外のメディアを含め約170人の参加者が高い関心を持って集まりました。

世界の観光分野のリーダーらが駆けつけたほか、東北6県で観光復興の最前線に立つ人たちが最新状況を報告。アジアや国内の過去の大規模災害での事例紹介も交えた活発な議論が交わされました。

議論を総括したUNWTOのリファイ事務局長は「日本にはすばらしいヒューマンストーリーがたくさんある。よいストーリーを語り続けて、この困難をチャンスに変えていこう」と語りかけ、会場は静かな共感に包まれました。締めくくりに「特別メッセージ」が採択され、10月8日から韓国で開催されるUNWTO総会で、世界の観光関係者に向けて発表されます。

  •  
  • 会場は参加者の熱気に包まれました

    会場は参加者の熱気に包まれました

  •