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大阪大学の基盤教養教育科目「女性リーダーとの対話」で社長の武内紀子が講師を務めました
メディア・講演
2023.10.03

大阪大学の基盤教養教育科目「女性リーダーとの対話」で社長の武内紀子が講師を務めました

大阪大学の基盤教養教育科目「女性リーダーとの対話-グローバル化時代を生きる阪大生へ」にて、株式会社コングレの代表取締役社長 武内 紀子が、2021年度、2022年度に引き続き、今年度も講師を務めました。
この授業は全学部の学生を対象として、秋・冬学期に全15回のプログラムで行われています。武内の回は、本日から2023年10月分の講義として、オンデマンド形式で配信されています。

大阪大学の「女性リーダーとの対話」は、2018年度に開講され、多様な分野で活躍する女性リーダーを講師に迎え、現代社会・組織の複雑性や多様性、将来のキャリア構想の理解を深めることを目的としています。

武内の講義は4部構成で、テーマは「MICEビジネスによる地域活性化・社会貢献」です。
第1章「観光産業とMICE」では、観光産業とMICEの関係性や市場動向などに始まり、MICEビジネスの成り立ちと歴史、MICEの意義や戦略実現ツールとしての働き、地域への経済波及効果などを解説しました。
第2章「コンベンションとレガシー」では、国際会議の誘致、プランニング、準備、当日運営、事後業務に至るまでの”会議運営ディレクター”の役割について、G7広島サミットなどの事例に沿って説明。また、MICE開催によってもたらされるレガシー効果、コロナ禍で業界を挙げて取り組んだ“サステナブルMICE”などについて語っています。
第3章「施設を通じたまちづくり」では、MICE施設がそれぞれの地域で地域活性化・社会課題解決の中心拠点になっており、まちづくりに欠かせない役割を担っていることを、当社の施設運営事業を事例に挙げてお話ししました。
第4章「社会人となる後輩へのエール」では、自身の経験を踏まえて、女性活躍とキャリア形成、働き方に関する時代の変化やニーズとそれへの対応などを説明。そして最後に、武内は大阪大学の先輩として、後輩である学生の皆さんに向けて、身に付けてほしい考え方や挑戦してもらいたいことなどをメッセージに込め、講義を締めくくりました。

G7広島サミットの成功を皮切りに、MICEビジネスはコロナ前を上回る勢いで成長していくことが期待されている分野です。今回の講義が受講生の皆さんにとって、普段は馴染みのないMICEへの理解のきっかけとなり、キャリア形成や成長の参考になれば幸いです。