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「日暮里サニーホール」が1日限定で科学館に変身しました!~サニーホールサイエンス さわって!つくって!かんがえて!
施設運営
2023.09.07

「日暮里サニーホール」が1日限定で科学館に変身しました!~サニーホールサイエンス さわって!つくって!かんがえて!

2023年8月25日、株式会社コングレは、指定管理者として管理運営する「日暮里サニーホール」(東京都荒川区東日暮里5-50-5)にて、サイエンスショーやプログラミング、動物の骨の展示やスライムラボなどを楽しめる『日暮里 自由研究大作戦 サニーホールサイエンス さわって!つくって!かんがえて!』を開催しました。
当社は、指定管理者として、全国で6つの科学館(板橋・横浜・千葉・新潟・山梨・神戸)の管理運営を担当しており、今回はその中の一つ「板橋区立教育科学館」(東京都板橋区常盤台4-14-1)の協力のもと、日暮里サニーホールを1日限定で科学館のような空間をつくり上げました。当日は約420人の来場者に、サイエンスを楽しく学んでいただきました。

会場後方では、ホールの可動客席を活用してサイエンスショー「つめた~いせかい」を実施しました。液体窒素で様々なモノを冷やし、その変化に子どもはもちろん、大人も大興奮でした。
会場前方に設けたスライムラボ「すごく光るスライム」では、蓄光する液体をつかったスライムづくりを100円で体験できます。子どもたちは、液体がスライム状になるまでビニール袋の上から一生懸命混ぜ、会場内を回っているときも大事そうに持ち歩いていました。

会場中央には、板橋区立教育科学館の人気解説員による、動物のホネにさわれるコーナー「クワちゃんラボ『動物のホネをさわってみよう』」を設置。子どもたちは、普段はなかなか触る機会がない本物やレプリカのホネを、興味津々に観察していました。
その反対側の、静電気モーターやボルタ電池などの実験装置に触れられる「やっちゃんラボ『いろいろ科学実験たいけん』」のコーナーでは、同科学館学術顧問 やっちゃんの解説のもと、子どもたちが電池や霧箱、ドライアイスなどを使った実験に挑戦しました。

ホワイエでは、IoTやセンサーなどで”仕組み”を簡単につくれるプログラミングツール「MESH」を用いたワークショップを実施。「点灯する」「音が鳴る」などの動作をする”MESHブロック”が、アプリで組み立てた”仕組み”通りに動作するよう、子どもたちが保護者の方々と協力しながら挑戦しました。

荒川区は、松尾芭蕉の『奥の細道』旅立ちの地としてゆかりがあり、「荒川区俳句のまち宣言」を出しています。それに因んで、サイエンス用語や科学季語(例:『ウロコ雲』『カシオペア』)を使って”科学俳句”にチャレンジできるコーナーを設けました。
また、同じ形の図形を敷き詰めてデザインしていく”テセレーションデザイン”や、廃材や紙類を用いて自由に工作できるコーナーなどもご用意し、「サイエンス×アート」をお楽しみいただきました。

今年で開業34年目を迎えた日暮里サニーホール。今回、「板橋区立教育科学館」とのコラボレーションにより、初のサイエンスイベントを開催することができました。
今後も当社はノウハウを活かし、日暮里サニーホールの様々なご利用提案を行ってまいります。