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120年の歴史で初の試み多数!「第31回日本医学会総会 2023 東京」の記者発表会で開催概要が発表されました~一般市民向けプログラムや親子で楽しめる展示など
コンベンション
2023.03.08

120年の歴史で初の試み多数!「第31回日本医学会総会 2023 東京」の記者発表会で開催概要が発表されました~一般市民向けプログラムや親子で楽しめる展示など

2023年2月22日、日本医師会館(東京都文京区)にて、「第31回日本医学会総会2023 東京」(会頭:春日 雅人 朝日生命成人病研究所所⾧)の記者発表会が実施され、基本構想や概要について、それぞれのご担当の役員から説明がありました。
本総会は、2023年4月に東京丸の内・有楽町エリアで開催予定の日本最大規模の学会であり、株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社長:武内 紀子)は、本総会の学術集会、学術展示、博覧会の運営を担当します。

記者発表会ではまず、日本医師会 松本 吉郎 会長、日本医学会 門田 守人 会長がご挨拶されました。

次に、それぞれのご担当から説明がありました。「本総会の基本構想」(春日 雅人 会頭)、「本総会の概要」(門脇 孝 準備委員長)、「学術講演会について」(南学 正臣 学術委員長)、「市民向けセッションについて」(岡野 栄之 広報委員長)、「展示会事業について(学術展示・博覧会)」(青木 茂樹 展示委員長)の順で登壇後、最後に質疑応答が行われました。

◎本総会の基本構想:春日 雅人 会頭
本総会の開催目的は2つあり、1つ目は「日本医学会の構成する各学会、分科会が一度に会し、医学医療を巡る課題について分野横断的に協議すること」。2つ目は「医学医療の現状、課題、将来像を社会に発信して対応すること」です。
AI、IoT、ロボティクスなどの技術革新を核とした第4次産業革命が進行し、社会は歴史的な転換点を迎えています。それに伴い医学・医療も大きく変わろうとしており、未来の医学と医療のあり方を考える必要があります。ビッグデータに体現されるデジタル革命は、社会のあり方の変容のみならず医療のあり方に大きな変革をもたらすことが予想されます。
医療と社会の連携がますます求められている中、医師やその他医療従事者、研究者、学生、一般市民が本総会に参加され、開かれた医療の場となるようにしたいと思っています。

※基本構想についての詳細は「こちら」からご覧ください。

◎本総会の概要:門脇 孝 準備委員長
1. 開催形態について
 学術集会や市民向け展示なども含めて、現地の会場とオンラインを組み合わせたハイブリッド開催で行います。時間や場所にとらわれず、気軽にご参加いただけます。
2. 開催エリアについて
 東京国際フォーラムをはじめ、有楽町・丸の内エリアで開催します。まち全体で医学会総会の活気を感じていただきたいです。
3. プログラムについて
 著名な先生による特別講演は、一般の方々も無料で現地会場およびオンラインで参加可能です。ビックデータや新型コロナウイルスをテーマにした講演、そして市民公開講座なども用意しています。
4. 博覧会について
 一般市民のお子さまから大人まで、無料で体験しながら健康・医療について学べる展示会です。また、本総会初の試みであるオリジナル学習漫画をキッズコーナーに設置予定です。
5. 日本医学会総会では初の「ダイバーシティ推進委員会」を設置
 春日会頭の発案により、世の中の取り組みや課題、働き方改革、女性活躍の推進などにフォーカスしたプログラムを考案する委員会を設置しました。

◎学術講演会について:南学 正臣 学術委員長
本総会の演者については、ダイバーシティを重視し、学術プログラム演者の27%、市民向けセッションの36%を女性が担当します。前回はいずれも13%でしたので、倍以上増えました。また、プログラムは5つの柱に基づいて策定し、様々な分野の演者が講演を予定しています。

<5つの柱>
柱1 ビッグデータがもたらす医学・医療の変革
柱2 革新的医療技術の最前線
柱3 人生100年時代に向けた医学と医療
柱4 持続可能な新しい医療システムと人材育成
柱5 パンデミック・大災害に対抗するイノベーション立国による挑戦

※登壇者やプログラムなどの詳細は「こちら」からご覧ください。

◎市民向けセッションについて:岡野 栄之 広報委員長
市民公開セッションは、新型コロナウイルスや片頭痛などの身近な病気や、「ビッグデータ」「再生医療」など旬のトピック、お口の健康、ダイエットなど、市民の皆さまの「知りたい」がテーマになったセッションです。
詳細は「こちら」からご覧ください。

◎展示会事業について(学術展示・博覧会):青木 茂樹 展示委員長
学術展示は、4月20日(木)~23日(日)に東京国際フォーラムで行います。そして、4月15日(土)~23日(日)の期間で、「第31回日本医学会総会 博覧会」を開催します。博覧会は、お子さまから大人まで、どなたでも健康や医療に関する最新の情報を体験しながら学ぶことのできる”健康・医療”の祭典です。
東京国際フォーラムや丸ビル・マルキューブなどを含む丸の内・有楽町エリア全体を会場にみたて、「スマートな働き方展示」や「”コロナ”から考える感染症の話」「知りたい!がんとゲノム医療」など、科学・ひと・社会の視点から様々なテーマのプログラムを用意しています。体操やVR体験、外科医スクール、救助体験、薬剤師体験、救急車展示など、皆さまに楽しみながら医療に触れていただければと考えています。

※詳細は「こちら」からご覧ください。

【第31回日本医学会総会2023東京/第31回日本医学会総会2023東京 博覧会】
日本医学会総会は、日本医学会が日本医師会と協力して医学および医学関連領域の進歩・発展を図り、学術面、実践面から医学・医療における重要課題を総合的に討議することを目的としています。第1回日本聯合医学会は、東京において明治35年4月2日から4日間、田口和美会頭、北里柴三郎副会頭で開催され、16分科、1,700余名が参加し、活発な研究発表が行われました。第2回日本聯合医学会は明治39年4月に同じく東京で開催されました。第3回からは、日本医学会と改称され、4年毎に開催が続けられてきました。現在、日本医学会は141の分科会を擁しています。日本医学会総会はこれらと連合し、分科会における最新の成果を統合し紹介する場を提供します。また、1999年より社会に開かれた総会として一般市民に開放された博覧会を併催。以後、医学、医療サイドが主催する国内唯一最大の「医学と医療に関する学会・博覧会」として毎回30万人以上の参加実績を残しております。今日のように、医学、医療が高度に専門化、細分化する一方、社会や社会制度におけるその重要度がますます高まる中、日本医学会総会は、日本医学の英知を結集し、新しい未来を切り開く場として、医学・医療の世界にとどまらず社会全体にとっての重要な責務を担うと同時に、その課題解決の場として期待されています。
日本医学会総会は日本医学会が日本医師会と協力して、学術・実践の両面から、医学の重要課題を討議し、医学および関連領域の進歩発展に資するとともに、人類の健康と幸福の増進をはかることを目的とする学術集会です。

開催概要

【開催テーマ】
第31回日本医学会総会2023 東京「ビッグデータが拓く未来の医学と医療~豊かな人生100 年時代を求めて~」
第31回日本医学会総会2023 東京 博覧会「みんなで健康 みんなの医療 みんなが⾧寿」
【主催】日本医学会
【実行機関】第31回日本医学会総会
【主務機関】東京大学医学部、東京医科歯科大学医学部、慶應義塾大学医学部、東京慈恵会医科大学、順天堂大学医学部、杏林大学医学部、昭和大学医学部、帝京大学医学部、東京医科大学、東京女子医科大学、東邦大学医学部、日本大学医学部、日本医科大学、国立がん研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、東京都医師会
【会期・会場】
・学術集会:2023年4月21日(金)~23日(日)
      東京国際フォーラム、JP タワー ホール&カンファレンス、東京商工会議所、ステーションコンファレンス東京
・学術展示:2023年4月20日(木)~23日(日)
      東京国際フォーラム
・博覧会:2023年4月15日(土)~23日(日)
     東京国際フォーラム、東京丸の内・有楽町エリア
     周辺エリア各施設 開催期間
     ・東京国際フォーラム 4月20日(木)~23日(日)
     ・丸ビル・マルキューブ 4月15日(土)~23日(日)
     ・丸ビルホール 4月15日(土)~17日(月)
     ・KITTE アトリウム 4月15日(土)~23日(日)
     ・行幸通り地下ギャラリー 4月1日(土)~30日(日)※予定
・オンライン学術展示:2023年3月1日(水)~ 5月31日(水)
・オンライン博覧会:2022年11月1日(火)~ 5月31日(水)

■来場者数想定 登録会員 3万5千人
一般 50万人(リアル会場への来場+オンラインバーチャル会場への来場)
※従来開催に基づいた目標

【後援】日本医師会、日本歯科医師会、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、総務省、東京都、NHK、日本病院会、日本看護協会、日本薬剤師会、日本病院薬剤師会、日本診療放射線技師会、国際博覧会推進本部、読売新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、日本経済新聞社、東京新聞、共同通信社