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「物忘れ」だけじゃない。認知症の「予兆」そして「予防」~医療スペシャリストによる参加無料のオンラインセミナー
コンベンション
2022.09.21

「物忘れ」だけじゃない。認知症の「予兆」そして「予防」~医療スペシャリストによる参加無料のオンラインセミナー

「日本医学会総会」のプレイベント第4弾
 2022年10⽉19⽇(⽔) 18:00-19:00

2023年4⽉、東京丸の内・有楽町エリアにて、⽇本最⼤規模、4年に⼀度の「第31回⽇本医学会総会」(会頭、春⽇雅⼈ 朝⽇⽣命成⼈病研究所所⻑)が開催されます。また、同時期、同エリアにおいて、より多くの皆さまが健康や医療に関する最新の情報を体験しながら学ぶことのできる「健康・医療」の祭典「第31回⽇本医学会総会 博覧会」が開催されます。
「オンライン市⺠公開講座」は、この「第31回⽇本医学会総会 博覧会」のプレイベントとして、医師や医療関係者が講師となり医療や健康の取り組み、課題等について分かりやすくお伝えするオンライン講座です。
2022年10⽉19⽇(⽔) 18:00-19:00、「認知症の医療と研究を知ろう-治療薬開発の最前線-」をテーマに第4回を開催します。ぜひお気軽にご参加ください。

第4回は“認知症”のお話

「オンライン市⺠公開講座」は、「第31回⽇本医学会総会 博覧会」のプレイベントとして、医師や医療関係者が講師となり医療や健康の取り組み、課題などについて分かりやすくお伝えするオンライン講座です。コロナ禍で皆さまの医療への関⼼が⾼まっている中、最先端医療から⾝近な健康の悩みなど様々なテーマを取り上げ、会期1年前から開催直前まで継続的な講座として開催しております。

第4回オンライン市民公開講座は、司会に岩坪 威 先⽣(東京⼤学⼤学院医学系研究科 神経病理学分野教授/国⽴精神・神経医療研究センター神経研究所所⻑/⽇本認知症学会理事⻑)、講師に池内 健 先⽣(新潟⼤学脳研究所⽣命科学リソース研究センター教授)、中⻄ 亜紀 先⽣(厚⽣労働省 ⽼健局 認知症施策・地域介護推進課 課⻑補佐(医系技官)/日本認知症学会 専門医・指導医)をお迎えし、認知症の医療と研究について、講義を⾏います。

参加費無料のオンライン講座ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

司会 岩坪 威 先⽣
(東京⼤学⼤学院医学系研究科 神経病理学分野教授/国⽴精神・神経医療研究センター神経研究所所⻑
/⽇本認知症学会理事⻑)

講師 池内 健 先⽣
(新潟⼤学脳研究所⽣命科学リソース研究センター 教授)

【講演の内容:認知症を診断するための新たな⼿法:バイオマーカー開発とゲノム研究】
ある程度の年齢になると「⼈の名前が思い出せない」「約束を忘れてしまった」ということを誰もが経験します。「認知症の始まりかも?」と⼼配される⽅もおられるかもしれません。認知症か否かは、⽇常⽣活の⾃⽴度により判断されます。認知症には種々の病型が存在し、正確に病型診断するのは、必ずしも容易ではありませんでした。最近になり、脳内の病理変化を類推できるバイオマーカーが開発されており、病型診断の精度が向上しています。また、認知症と診断される随分前から、脳の中で病理変化が始まることが明らかにされています。バイオマーカーは症状が出現する以前から脳内変化を検出できることから、早期診断にも有⽤です。さらには、認知症になりやすい体質としてゲノムの変化が明らかになっており、認知症予防への応⽤が期待されています。最新のバイオマーカーとゲノム研究を本公開講座において紹介し、新しい認知症医療の取り組みを紹介します。

講師 中⻄ 亜紀 先⽣
(厚⽣労働省 ⽼健局 認知症施策・地域介護推進課 課⻑補佐(医系技官)/日本認知症学会 専門医・指導医)

【講義の内容:もの忘れが気になった時】
年齢を重ねると、記憶⼒が落ちたと感じることが多くなります。⽇本では⾼齢化の進⾏とともに、認知症は誰でもなり得る病気として話題になることが増え、このもの忘れは認知症?と、⾃分や周りの⼈のことが気になることがあるのではないでしょうか。認知症は、年齢が⾼くなるほどかかりやすいですが、若い⼈にもみられます。よく似た病気もたくさんあります。そして、もの忘れが⽬⽴たない認知症もあります。もしかして?と思った時、どこに相談したら良いのか。勇気を持って病院に⾏ったら、どんな検査や診察、そして治療が⾏われるのか。そしてもし、認知症と⾔われたら、⽣活はどうなっていくのだろうか?次々と不安が押し寄せてくると思います。
近年、認知症に関わる施策・医療・介護等は、ずいぶん進歩してきました。当⽇は、最近の認知症の医療の実際と、医療
を取り巻く様々な取組みについてご紹介したいと思います。

◎プログラム
18:00-18:05 開会挨拶
岩坪 威 先生
(東京⼤学⼤学院医学系研究科 神経病理学分野教授/国⽴精神・神経医療研究センター神経研究所所⻑/
⽇本認知症学会理事⻑)

18:05-18:30 「認知症を診断するための新たな⼿法:バイオマーカー開発とゲノム研究」
池内 健 先⽣
(新潟⼤学脳研究所⽣命科学リソース研究センター 教授)

18:30-18:55 「もの忘れが気になった時」
中⻄ 亜紀 先⽣
(厚⽣労働省 ⽼健局 認知症施策・地域介護推進課 課⻑補佐(医系技官)/
日本認知症学会 専門医・指導医)

19:00 終了予定

◎日本医学会総会について
⽇本医学会総会は、⽇本医学会が⽇本医師会と協⼒して医学および医学関連領域の 進歩・発展を図り、学術⾯、実践⾯から医学・医療における重要課題を総合的に討議 することを⽬的としています。
第1回⽇本聯合医学会は、東京において明治35年4⽉2⽇から4⽇間、⽥⼝和美会頭、 北⾥柴三郎副会頭で開催され、16分科、1,700余名が参加し、活発な研究発表が⾏われました。第2回⽇本聯合医学会は明治39年4⽉に同じく東京で開催されました。第3回からは、⽇本医学会と改称され、4年毎に開催が続けられてきました。
現在、⽇本医学会は141の分科会を擁しています。⽇本医学会総会はこれらと連合し、分科会における最新の成果を統合し紹介する場を提供します。また、1999年より社会に開かれた総会として⼀般市⺠に開放された博覧会を併催。以後、医学、医療サイドが主催する国内唯⼀最⼤の「医学と医療に関する学会・博覧会」として毎回30万 ⼈以上の参加実績を残しております。
今⽇のように、医学、医療が⾼度に専⾨化、細分化する⼀⽅、社会や社会制度におけるその重要度がますます⾼まる中、⽇本医学会総会は、⽇本医学の英知を結集し、新しい未来を切り開く場として、医学・医療の世界にとどまらず社会全体にとっての重要な責務を担うと同時に、その課題解決の場として期待されています。

【開催概要】

講座名:第4回オンライン市民公開講座「認知症の医療と研究を知ろう-治療薬開発の最前線-」
開催日時:2022年10⽉19⽇(⽔)18:00-19:00/オンライン
参加費 :無料(要事前申込)
申込方法:公式ウェブサイトより (終了しました。)
申込締切:2022年10⽉17⽇(⽉)
参加人数:500名(先着順)
主催:第31回日本医学会総会
お問い合わせは(isoukai2023-exhibition@congre.co.jp)まで