株式会社コングレ（東京都中央区、代表取締役社長：武内 紀子）は、観光・イベントの視点から都市のサステナビリティ度を可視化する世界唯一の指標、GDS-Indexを運用し、持続可能なまちづくりのコンサルティングを行う組織 GDS-Movement（スペイン・バルセロナ）との間で、独占的な戦略的パートナーシップを締結しました。本提携によりコングレは、GDS-Indexの日本における普及促進、コンサルティングを行う国内唯一の窓口として、2022年6月から関連する支援を実施してまいります。

世界各地でコロナ禍からの回復が進み、海外からの訪日客を呼び込む国際会議や大規模イベントなどの誘致機会が増大しています。日本の各都市がこの機会を確実にとらえ、コロナ禍からの観光復興を実現するためには、信頼される持続可能な観光都市として世界に認知される必要があります。

GDS-Movementが評価する指標、GDS-Indexは、観光・イベントの視点から都市の持続可能性を客観的に示すことができる世界唯一の指標です。加盟する各都市のサステナビリティ度が、GDS-Indexの世界基準で評価され、可視化されることで、都市独自の強みなどの特定が可能となります。さらに加盟都市に提供される専門的なコンサルティング・研修などの支援プログラムへの参加や、加盟都市間のグローバルネットワークを活用した先進都市（コペンハーゲンやチロルなど）の先進事例の共有が、その都市独自の持続可能な都市戦略の立案を容易にします。

今回の提携で、日本の各都市は、GDS-Indexの日本唯一の窓口となるコングレを通じて、GDS-Indexに加入し、グローバル指標に基づいた都市の競争力強化、MICE振興が可能となりました。GDS-Indexの信頼性の高い世界基準の評価によって、国際的な大型MICEの誘致の可能性が高まるなどの効果が期待できるほか、ポストコロナの観光再生、インバウンド・観光復活につながることが期待されます。

コロナ禍をきっかけに、日本でも、まちや暮らしのなかでのサステナビリティへの意識がこれまでになく高まっていますが、世界においては、さらに加速度的に、持続可能なまちづくりを進める動きが進んでいます。コロナ禍からの経済復興が進む今だからこそ、SDGs・サステナビリティの観点を取り入れた持続可能なまちづくりへの取り組みを進めることが肝要です。

GDS-Movementとコングレは、緊密に連携しながら、専門的なコンサルティング・サービスを提供し、日本の各都市の国際競争力強化につながる「SDGs・サステナビリティ視点」を取り入れた観光・まちづくり戦略を支援してまいります。

■GDS-Movement（The Global Destination Sustainability Movement）
Global Destination Sustainability Movementは、観光・イベント業界の変革促進のためのプラットフォーム。都市に対して、社会と自然がともに繁栄し永続できるよう、そのための思考、戦略、スキルを提供することを主たる事業としています。

所在地：Espinagosa 3, Barcelona, 08017, Spain
代表者 : Guy Bigwood
ウェブサイト：https://www.gds.earth/

■株式会社コングレ
株式会社コングレは、コンベンション（国際会議・学会）の企画・運営、コングレブランドのMICE施設をはじめ文化施設・観光施設を含めた全国約90の施設運営、展示会・イベントの主催、調査コンサルティングなど、MICEに関連する様々な分野で専門的なサービスを提供。持続可能なMICEの創造・促進によって社会課題解決に貢献すべく、サステナブルMICEを支援しています。

所在地：東京都中央区日本橋三丁目10番5号　オンワードパークビルディング
代表者：代表取締役社長　武内 紀子
ウェブサイト：https://www.congre.com/