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東京国際フォーラムで開催された「NRI未来創発フォーラム2021」の運営を担当
コンベンション
2021.10.28

東京国際フォーラムで開催された「NRI未来創発フォーラム2021」の運営を担当

2021年10月13日、東京国際フォーラムのホールAで、野村総合研究所主催の「NRI未来創発フォーラム2021」が開催され、
株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社長:武内 紀子)は昨年に引き続き、会場とLIVE配信を組み合わせたハイブリッド形式を採用したコンベンションの運営を担当しました。

本フォーラムは、野村総合研究所の企業理念「未来創発」に基づき、社内外の専門家・有識者による日本や世界の未来の姿を考えるためのビジネスフォーラムで、毎年秋に開催されています。コングレは2018年から4年連続で運営を担当しています。
今回のフォーラムのテーマは「デジタルが拓くポストコロナの未来像」です。

3部構成のプログラムは、野村総合研究所 此本 臣吾代表取締役会長兼社長の基調講演「ポストコロナの未来と日本企業の戦略」で幕を開けました。
冒頭、データを示しながら、新型コロナウイルスによって社会のデジタル化が急速に進み、人々の価値観やデジタルに対する不安と期待も大きく変化したこと。そして同時に、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みが進み、企業だけでなく人々の生活様式にも大きな変化が余儀なくされていることなどの説明がありました。
それから、ポストコロナ時代におけるリアルとデジタルのミックス、新しい働き方、産業のアズ・ア・サービス化、そしてカーボンニュートラルと社会変革の姿などを展望し、ポストコロナ時代に向けた企業や国・地方自治体の役割についての提言がありました。

続いて、ハーバード・ビジネス・スクールのレベッカ・ヘンダーソン教授が「資本主義の再構築と日本の役割」と題した特別講演にビデオ出演しました。
資本主義が社会に良い影響を与えると同時に、持続的な経済成長をもたらし、社会全体に繁栄と幸福をもたらすものになりうること。そして、日本の自然災害対策や環境保護への貢献例に触れつつ、日本および日本企業が果たすべき役割は大きいことを示しました。

最後は、野村総合研究所 此本 臣吾代表取締役会長兼社長、東京大学 石井 菜穂子 理事 グローバル・コモンズ・センター ダイレクター、コマツ 大橋 徹二 代表取締役会長による特別座談会が行われました。
まず、石井理事が「グローバル・コモンズの責任ある管理」をテーマに講演。そして、サステナブルな社会実現の要請に応えつつ、日本企業はいかにしてポストコロナ時代の経済を主導していくのか、ディスカッションされました。

本フォーラムは、会場でのリアル参加とLIVE配信を組み合わせたハイブリッド形式のコンベンションとして開催し、それぞれの参加者にご満足いただけるよう様々な工夫を凝らしました。

会場の東京国際フォーラム ホールA(5012席)は、昨年度の本フォーラムが感染拡大後初めての使用となり、様々な工夫をご提案いたしました。今年度も、その経験を活かしつつ、運営に取り組みました。
その一つが、座席の使い方と表示の方法です。広いホールを有効に使い、使用しない座席には一つずつ紙を貼って、参加者の前後左右の間隔を1.5m以上空け、ソーシャルディスタンスを確保。舞台や会場から見ても、景観が損なわれないよう配慮しています。

そのほか、密を避けるために入場から受付のルートを複数用意し、入場の際には非接触での手指消毒・自動検温、QRコードの読み取りによる非接触の受付、システムによる入退場の管理、マスク着用のお願い、サインの掲示など、感染防止対策を徹底しています。
これらのノウハウを積み上げてきたことにより、入場のピーク時においても、受付に参加者が滞留することなく、オペレーションができました。

withコロナの時代において、コングレは、オンライン開催、感染対策を施した会場でのリアル開催、そしてその両者を組み合わせたハイブリッド開催と、新しい時代の新しいコンベンションに対応したサービスをご提案いたします。