2021年10月17日、立命館大学ビジネススクール（RBS）で、株式会社コングレ（東京都中央区、代表取締役社長：武内 紀子）の執行役員営業企画部長で大学OBでもある田中弘一が、「MICEビジネスとPCO」について、オンラインで講義を行いました。

立命館大学ビジネススクール（RBS）は、本年度から、今後いっそうの成長とイノベーションが期待される観光ホスピタリティ産業において、「経営人材」として中核的な役割を担う方を対象とする履修証明プログラム「MICEマネジメント」をスタートさせました。
観光ホスピタリティ産業の各セクター、MICE、観光地経営などにおいて必要とされる実践的な知識の修得を目指しています。

「MICEマネジメント」では、MICEの効果や意義、産業・ビジネスとしてのMICEの特性や事業構造を習得できるほか、MICEマネジメントの諸概念や、人材に求められる知識やスキルについて検討することにより、MICEの国際競争力をいかに強化していくかを考察します。

今回の講義では、観光におけるMICEの位置付けや、日本のMICEビジネスの生い立ちを整理したうえで、MICEの意義を再確認し、多岐にわたるPCO (Professional Congress Organizer）の仕事、MICE開催によってもたらされるレガシー効果について、事例を交えて説明しました。
最後に、コロナ禍を受けて劇的に変化するMICEを取り巻く状況を踏まえ、これからのMICEに求められる体験価値の向上と、それに対応する人材像について学生に語りかけ、講義を終了しました。

コングレは、このような機会を通し、学生をはじめMICEビジネスに興味関心を抱く人材の裾野が広がり、MICEが産業としてより活性化し、発展することを願っています。