医学系学会のお客様の声
第129回日本眼科学会総会
福地 健郎総会長
新潟大学大学院医歯学総合研究科 眼科学分野 教授
毎年、眼科では春の日本眼科学会総会(以下、日眼総会)と秋の日本臨床眼科学会という2つの大きな総合学会が行われています。いずれもオンラインを併用するようになってから参加登録者が10,000人を超える大学会になりました。今回、私たちはコングレさんと共に第129回日眼総会を担当させていただきました。
コングレさんとは、以前に新潟で行った専門学会を主催した際に運営事務局をお願いしたご縁があり、また、昨年、一昨年の日眼総会の担当もされたことから、3年前に私たちがこの学会を開催することが決まった当初からお願いしようと考えていました。さすがに10,000人を超える参加者の大学会はプログラムも予算規模も桁外れで、運営に携わる皆さんの強力なサポートがあったからこそ、盛会のうちに現地開催を終了することができたのは間違いありません。
やはり、一緒に仕事をさせていただいて非常に心地が良かったのは、指示や質問は適切かつ適確、こちらからお願いした要望に対しての対応はスピーディでした。今回の日眼総会では、各方面からの意見をできるだけ取り入れて、様々なことを試みようというのもひとつの方針でした。幅広い領域のイベントや学会の運営経験から、様々な提案をしていただき、大変にありがたく思っています。
加えて、当日の運営は盤石で、この点もさすがと思いました。おかげで私たちは学会そのものに専念することができ、参加の皆様と共に学会で学び、学会を楽しむことができました。
新卒の若い社員の中には、今回の学会が初めての現場という方も多くおられたと聞いています。いずれの方も適確に、丁寧に、学会運営に携わっておられました。
長年、様々な学術集会に参加して思うことですが、こういう学会を通じて科学や学問は進歩していきます。コングレの皆さんは、そのお手伝いをしてくれており、世の中にとって大変に重要な役割を果たしていると言ってよいと思います。本学術集会にご参加いただいた皆さま、会場などご協力いただいた皆さまに心から感謝申しあげます。

第89回日本循環器学会学術集会
室原 豊明会長
名古屋大学大学院医学系研究科 循環器内科学 教授
今回の学術集会のメインテーマ「私たちは循環器が好き - We Love Cardiovascular (CV) Science -」に合わせ、学会ロゴは自分自身で創案を考え、コングレの皆様に完成していただきました。
特別講演では「災害」、特に「地震・津波災害」にもサブテーマとして焦点を当て、地震工学・防災の権威であられ、メディアにもたびたび出演されています、福和伸夫先生をお招きし、ご講演とシミュレーションによる避難訓練を行い、その模様を全会場のスクリーンで同時上映しました。私の記憶では、これまで循環器学会を含む大規模学会の期間中に避難訓練を行った学術集会はなかったと思います。
今回主催の会長校(担当大学)が名古屋大学でありながら横浜市での開催となり、大変な苦労もありましたが、コングレの皆さまのお力により、会の運営を助けていただき、無事に開催できました。かねてからSDGsに配慮した学会運営をと考えておりまして、ランチョンセミナー弁当の無駄(フードロス)の回避、ビニール製のネームカードケースを用いない参加証発券などのご配慮とともに、展示出展企業やポスターセッションまで人が回るような時間(学会日程)と空間の配置、さらには直前までの様々な運営上の細かな要請にもご対応いただき、素晴らしい学会が開催できたと自負しております。20,000名以上の学会参加登録者と、14,000名以上の現地参加者をお迎えできたことは、至福の極みであります。
また、学術集会の1週間前に開催した市民公開講座も大盛況となり、ご協力いただきましたコングレの皆さまに御礼を申し上げます。
最後に、今後の皆さまの益々のご発展を祈念いたします。今回は、誠にありがとうございました。

日本放射線腫瘍学会第37回学術大会
大西 洋 大会長
山梨大学医学部 放射線医学講座 教授
本学術大会開催にあたって掲げた我々の目標は、「常識を打破するような斬新かつ記憶と記録に残る伝説の大会」でした。様々なディベートセッション(会場参加者による投票あり)、多数回の質問者表彰、当日発表自体の評価と表彰、展示場でのスタンプラリー、トリックアートの設置など、これまでなかった新しい企画を多数盛り込みました。大手のコングレさんにとっても初めての試みであった企画もあったようで、かなりのご苦労をおかけしたようでした。幸い、過去最高の参加者数を記録することができ、大会後には「これまで経験したことのないとても良い学会でした」というご意見を、参加者からも企業関係者の方からも多くいただきました。
ご担当いただいた藤澤さん、澁谷さん、竹内さん、加藤さんには本当にお世話になりました。大会が近づくにつれて喫緊の課題が次々と出てきた中で、多くのリクエスト(無理難題)に文句も言われず全力でご対応いただけたことは、想定以上でした。
大会期間中は、常に近くに寄り添っていただき安心感がありました。閉会式直後に、陣頭指揮を取っていただいた藤澤さんから「大変でしたけどこれからの参考になりました」との本音の一言をいただきましたが、その表情には充実した笑顔が浮かんでいるように見え、心に深く刺さりました。
私のコングレさんに持ちました印象は、「誠実・全力・安心感」です。主催者と運営会社という契約以上の貢献をしていただけたと深く感謝しております。本当にありがとうございました。

第62回日本癌治療学会学術集会
藤原 俊義 会長
岡山大学大学院医⻭薬学総合研究科 消化器外科学 教授
日本癌治療学会"JSCO"は、多職種の会員が診療科横断的に集まるがん関連で最も大きな学術集会の一つです。今回の学術集会で、参加者の皆さまが熱心にプログラムへ参加し、交流し、議論を重ねる様子を目にして、私たちの教室とコングレさんが一丸となって準備を進めてきた成果が実を結んだと実感しております。加えて、本学術集会を通じて開催地・福岡の文化や魅力を参加者の皆さまに存分に楽しんでいただき、大変好評をいただきましたことも、会長としてうれしく思います。
また、全員懇親会や展示スペースで、福岡にいながら岡山の魅力をアピールできたことは、日頃お世話になっている地域の方々への恩返しにもなりました。これも経験豊かなコングレさんが、ステージ装飾などで工夫していただき、また地元の観光協会との連携を円滑に繋いでいただけたからできたことです。参加者の方々が和やかに交流される姿も見られ、がんと向き合う皆さまのリフレッシュや免疫力アップに貢献できたのではないかと感じております。
事前準備の段階だけでなく、学会期間中も、無理なお願いにも関わらず、すぐに対応しますと言って、本当にすぐに対応していただいた仕事ぶりには感銘を受けました。提案いただいた博多港を借景とした素晴らしいJSCO 2024のフォトスポットの前に立ったとき、本学会はコングレの皆さんの協力がなければ成立しなかったと、改めて思いました。本学術集会にご参加いただいた皆さま、会場などご協力いただいた皆さまに心から感謝申しあげます。
